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臓器移植の実施状況等に関する報告書 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40651.html
出典情報 臓器移植の実施状況等に関する報告書(6/11)《厚生労働省》
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4.移植実施施設


臓器移植法に基づく脳死した者の身体からの臓器の移植を行う移植実施施設に
ついては、令和6年3月 31 日現在、心臓移植 11 施設(11 施設)、肺移植 11 施設
(11 施設)、肝臓移植 23 施設(23 施設)、膵臓移植 21 施設(21 施設)、小腸移植
13 施設(13 施設)となっている。

(注1)公益社団法人日本臓器移植ネットワークが集計したものである。
(注2)移植実施施設については、移植関係学会合同委員会において選定されている。
(注3)心臓移植の移植実施施設のうち7施設は患者が 11 歳未満の場合も対応可能、肺移植の移植実施施設のうち3
施設は心肺同時移植も対応可能、肝臓移植の移植実施施設のうち1施設は患者が 18 歳未満の場合又は当該施
設において 18 歳未満で移植希望登録をした場合のみ対応可能、膵臓移植の移植実施施設は全施設が膵腎同時
移植も対応可能である。

5.臓器あっせん機関


令和6年3月 31 日現在、心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓及び小腸のあっせんは公
益社団法人日本臓器移植ネットワーク1機関、眼球のあっせんは 54 機関となっ
ている。

第2


移植結果等
平成9年 10 月 16 日(臓器移植法の施行の日)以降実施された心臓、肺、肝臓、

腎臓、膵臓及び小腸の移植に関する生存率及び生着率は、以下のとおりである。
生存率

生着率

1年

2年

3年

4年

5年

1年

2年

3年

4年

5年

心臓

96.4%

95.4%

94.4%

93.7%

92.9%

96.4%

95.4%

94.4%

93.7%

92.9%



91.2%

86.3%

81.9%

78.1%

72.6%

91.1%

86.3%

82.0%

77.8%

71.9%

肝臓

89.4%

87.3%

87.0%

85.8%

84.5%

88.7%

86.5%

86.2%

84.9%

83.5%

腎臓

96.6%

95.3%

94.1%

92.5%

91.2%

90.3%

87.5%

85.1%

82.2%

79.6%

膵臓

95.5%

94.8%

94.0%

92.9%

92.0%

84.8%

82.8%

79.7%

77.6%

75.9%

小腸

93.6%

78.5%

78.5%

73.2%

62.3%

90.3%

72.2%

72.2%

63.2%

53.8%

(注1)令和5年 12 月末日までに移植された者の令和6年3月 31 日現在の状況であり、公益社団法人日本臓器移植ネ
ットワークが算出したものである。
(注2)生存率とは「移植術を受けた患者のうち、一定期間後に生存している者の割合」、生着率 とは「移植術を受けた
患者のうち、移植された臓器が一定期間後に免疫反応による拒絶反応や機能不全に陥ることなく体内で機能し
ている者の割合」をいう。
(注3)心臓・肺の生存率及び生着率の数値にはそれぞれ、心肺同時移植術を受けた患者の数値が反映されている。
肝臓・腎臓の生存率及び生着率の数値にはそれぞれ、肝腎同時移植術を受けた患者の数値が反映されている。
肝臓・小腸の生存率及び生着率の数値にはそれぞれ、肝小腸同時移植術を受けた患者の数値が反映されてい
る。
腎臓・膵臓の生存率及び生着率の数値にはそれぞれ、膵腎同時移植術を受けた患者の数値が反映されている。



5例目以降の脳死下での臓器提供事例については、「脳死下での臓器提供事例
に係る検証会議」
(座長は五十嵐隆国立成育医療研究センター理事長)において検
証を行っており、令和6年3月 31 日現在の検証実施数は、718 例(665 例)とな
っている。

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