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資料1-4 申請技術の概要及びロードマップ (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40411.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第162回 6/19)《厚生労働省》
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概要図

「子宮頸部内視鏡検査」について

第162回先進医療技術審査部会
令和6年6月19日

【技術の概要】
高い被検者受容度かつ高い診断能を併せ持つ上部消化管用途の画
像強調併用拡大内視鏡を子宮頸部腫瘍診断のために適応拡大する
ことにより子宮頸がんの早期発見・治療を目指す

【対象疾患】
子宮頸部腫瘍
日本対がん協会が2017年度に全国の支部で行った子宮頸がん検診の
結果によると、受診者数は127万5963人、うち精密検査が必要と判
定された人(要精検者)は1万9155人(要精検率1.50%)、この中
で精密検査を実際に受診した人(精検受診者)は1万6026人(精検
受診率83.66%)より年間対象患者は1万6000人程度と考えられる

【既存の検査法との比較】

・本検査法により若年者でも抵抗(羞恥心・苦痛)が少なく受診率
向上に寄与する可能性
・既存のコルポスコピーと同等以上の診断能を有する検査法として
子宮頸がんの早期発見・治療により子宮頸がん死亡率減少に寄与
【診療報酬上の取扱】
・K検査

・11,40点

【医療技術の詳細】
上部消化管(胃カメラ)用途の狭帯域光・拡大機能搭載軟性拡大内視鏡
Magnifying endoscopy with narrow band imaging: ME-NBI(オリンパス社)

NBI拡大内視鏡像

左側臥位

資料1-4

生体内のがんの血管を強調する画像強調機能

からなる先進的な高精度イメージング技術を搭載
・病理診断に近い精密診断が可能

先行研究から得られた知見
📌高い受容性(羞恥心・痛みが少ない)
📌病変への近接が自由自在
📌高い画像解像度
📌微細血管評価が可能
📌狙撃生検が可能
📌子宮膣頸部の視野展開良好