高齢者の医薬品適正使用推進事業に係る実態調査及び指針と業務手順書等の見直しの
検討・作成（令和5年度委託事業）について
◆事業の目的

本事業では、高齢者のポリファーマシー対策のより一層の推進を図るため、令和元年度に実施した病院におけるポリファーマシー対
策の取組状況調査を再度実施し直近時点におけるポリファーマシー対策の実態や課題等を把握し、また病院以外の地域におけるポリ
ファーマシー対策の実態も把握する。また指針及び業務手順書等は作成から数年経過しているため、取組状況調査で明らかとなったポ
リファーマシー対策の新たな課題等や、令和3年度及び令和4年度の高齢者医薬品適正使用推進事業での成果等を踏まえて、指針及び業
務手順書等をより使用しやすいものとし、また病院だけでなく地域においても活用できるよう、見直しを行うことを目的とする。

◆令和5年度事業の内容

・病院や地域での取組に関するアンケート調査
（参考資料１ 報告書第２章及び第３章 参照）
・高齢者の医薬品適正使用の指針別表3、別表4の改訂（参考資料２ 参照）
・病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方の改訂
（参考資料３

参照）

・地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方の作成
（参考資料４

参照）

・病院や地域におけるポリファーマシー対策にかかる提言
（参考資料１

◆委員会の委員名簿
○秋下 雅弘

一般社団法人 日本老年医学会 理事⻑
東京大学大学院 医学系研究科 加齢医学講座 教授

岡本 充子

社会医療法人近森会 統括看護部⻑

老人看護専門看護師

篠永

浩

三豊総合病院 薬剤部 副薬剤部⻑

橋場

元

公益社団法人 日本薬剤師会 常務理事

畑

世剛

一般社団法人 宝塚市薬剤師会 副会⻑

水上 勝義

筑波大学 人間総合科学学術院 教授

溝神 文博

国立研究開発法人 国⽴⻑寿医療研究センター 薬剤部

美原

公益社団法人 全日本病院協会 副会⻑

盤

宮川 政昭

報告書（p136〜p142） 参照）

○委員⻑

公益社団法人 日本精神神経学会

公益社団法人 日本医師会 常任理事
（計９名，氏名五十音順

敬称略）

（令和5年度厚生労働省医薬局医薬安全対策課委託事業報告書より引用）
問題意識

対応策

医薬品の多剤服用等に
よって安全性の問題が
生じやすい
状況がある

高齢者の医薬
品適正使用の

指針の
策定

ポリファーマ
シー対策の
取組状況の

調査

R2年度

R3・R4年度

ポリファーマシー
対策の
ための

ポリファーマシー
対策の
ための

業務手順書
等の策定

業務手順書
等の実証

R５年度
ポリファーマシー対策の
取組状況の

調査（病院・地域）
指針・業務手順書の
見直し

高齢者のポリファーマ
シーの回避・
改善

高齢者では、

R1年度

ゴール
高齢者の
ポリファーマシー対策の
より一層の推進

H30・R1年度

対応策の強化

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