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資料3 救急業務に関するフォローアップ (2 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-151.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(令和6年度第1回 6/21)《総務省》
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3 救急業務に関するフォローアップ
(1) 救急業務のDXの推進等に係る調査・検討(案)
①現状と課題

○ 令和5年中の救急出動件数(速報値)は過去最多を更新したほか、令和4年と令和元年を比較すると、
消防本部の管轄人口規模の大小に関わらず、病院収容所要時間は延伸した。
⇒ 救急出動件数が増加し、1件あたりの活動時間が延伸していることから、救急隊員の業務負荷が増加し、
救急業務の質の維持等の観点から、救急隊員の業務負荷の軽減が求められている。
⇒ 救急隊員の業務負荷の軽減等の観点から、消防本部が救急業務のDXに取り組んでいる。
主な消防本部に確認したところ、①自分の本部に適したDXの把握が困難、
②医療機関との連携システムの実効性の向上が必要(県単位の運用、医療機関側の使用頻度の向上等)、
③DX導入に向けた支援(財政措置や導入根拠)が必要、といった意見があった。

○ 令和6年4月より、医師の働き方改革が開始され、勤務医の残業時間に上限が設けられた。
⇒ 様々な場面で医師の確保に影響が出る可能性があり、夜間・休日等の救急搬送の受入体制、特定行為
の指示体制、♯7119の運営体制、救急救命士の再教育体制等の状況を把握し、救急業務に与える影響を
注視する必要がある。
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