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最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度2月 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2024/02/dl/202402.pdf
出典情報 最近の調剤医療費(電算処理分)の動向 令和5年度2月(6/28)《厚生労働省》
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調



M E D I A S

(Medical Information Analysis System)

最近の調剤医療費(電算処理分)の動向
令和5年度2月号
○ 概要
(1) 令和5年度2月の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同じ。)は 6,869 億円(伸
び率(対前年度同期比。以下同じ)+9.1%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は 9,463
円(伸び率+0.5%)であった。(→P.1,2)
調剤医療費の内訳は、技術料が 1,852 億円(伸び率+8.1%)、薬剤料が 5,005 億円
(伸び率+9.6%)、薬剤料のうち、後発医薬品が 979 億円(伸び率+3.5%)であった。
(→P.4,5)

薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋 1 枚当たり薬剤料 5,360 円(伸び率+1.0%)
を、処方箋 1 枚当たり薬剤種類数、1 種類当たり投薬日数、1 種類 1 日当たり薬剤料
の3要素に分解すると、各々2.78 種類(伸び率+0.5%)、26.9 日(伸び率▲2.5%)、
72 円(伸び率+3.1%)であった。(→P.8,9)

(2)

内服薬の薬剤料 3,891 億円(伸び幅(対前年度同期差。以下同じ。)+344 億円)を
薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは 39 その他の代謝性医薬品の 708 億
円(伸び幅+63 億円)で、伸び幅が最も高かったのは 62 化学療法剤の+163 億円(総
額 317 億円)であった。(→P.13~19)

(3)

年齢区分

内服薬 総額

総額順(総額)

(伸び幅)

1位

2位

3位

3,891 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

11 中枢神経系用薬

(+344 億円)

医薬品(708 億円)

(544 億円)

(519 億円)

0 歳以上

18.8 億円

44 アレルギー用薬

22 呼吸器官用薬

61 抗生物質製剤

5 歳未満

(▲1.2 億円)

(6.1 億円)

(3.0 億円)

(2.5 億円)

5 歳以上

113.1 億円

44 アレルギー用薬

11 中枢神経系用薬

62 化学療法剤

15 歳未満

(+19.0 億円)

(39.0 億円)

(26.0 億円)

(16.1 億円)

15 歳以上

1,479 億円

39 その他の代謝性

11 中枢神経系用薬

42 腫瘍用薬

65 歳未満

(+156 億円)

医薬品(268 億円)

(265 億円)

(165 億円)

65 歳以上

813 億円

39 その他の代謝性

42 腫瘍用薬

21 循環器官用薬

75 歳未満

(+24 億円)

医薬品(180 億円)

(140 億円)

(130 億円)

1,467 億円

39 その他の代謝性

21 循環器官用薬

42 腫瘍用薬

(+147 億円)

医薬品(253 億円)

(247 億円)

(193 億円)

全年齢

75 歳以上

処方箋 1 枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では 9,463 円(伸び率
+0.5%)で、最も高かったのは高知県(11,334 円(伸び率+1.6%))、最も低かった
のは佐賀県(8,193 円(伸び率+2.9%))であった。
また、伸び率が最も高かったのは宮崎県(伸び率+3.3%)、最も低かったのは鳥取
県(伸び率▲3.0%)であった。(→P.31~32)

(4)