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土居構成員提出資料 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41164.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(7/5)《厚生労働省》
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土居構成員提出資料

令和 6 年 7 月 5 日
かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会
座長 永井 良三 様
慶應義塾大学経済学部教授
土居 丈朗






令和 6 年 7 月 5 日に開催される第 7 回かかりつけ医機能が発揮される制度の施
行に関する分科会を所用により欠席いたしますので、下記の通り、書面にて意見
を提出いたします。







かかりつけ医機能報告の1号機能について、これまでにも当分科会で発言して
きたように、一定以上の疾患・症状について幅広く対応できる医療機関であるこ
とが報告制度の中で示されることが、国民・患者の選択に資すると考える。
その観点から、資料1の2ページにある報告事項③について、疾患や症状に関す
る報告を求めず、診療領域に関してのみ報告を求める案4は、賛成できない。
症状に関する報告を求めるべきとの立場であることには、引き続き変わらない
ものの、令和 7 年度のかかりつけ医機能報告制度発足時点において、症状に関
する報告を求めようにも、それが有効に機能する環境が十分に整っていないな
らば、少なくとも案3にあるような一次診療を行うことができる疾患に関する
報告を求めるべきである。
症状をみただけで疾患を的確に突き止められる医師はかなり限定されるとの見
方もあるが、国民・患者はなおさら自らの症状を認識しただけで疾患を把握でき
るはずもない。医師の診療を受ける前の国民・患者が自覚できるのは、症状であ
って疾患名ではない。
ただ、資料1の 3~4 ページにある一次診療に関する報告できる疾患案には、傷
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