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「令和5年度 調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表します-調剤医療費(電算処理分)の年度集計結果- (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/year/23/dl/gaiyo_data.pdf
出典情報 「令和5年度 調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表します-調剤医療費(電算処理分)の年度集計結果-(9/3)《厚生労働省》
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Press Release

報道関係者

令和6年9月3日
【照会先】
保険局 調査課
課長
鈴木 健二
課長補佐
竹本

(代表電話)03(5253)1111
(直通電話)03(3595)2579

各位

(内線3291)
(内線3375)

「令和5年度 調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表します
~調剤医療費(電算処理分)の年度集計結果~
厚生労働省では、毎月、調剤医療費の動向及び薬剤の使用状況等を迅速に把握するため、
電算処理分のレセプトを集計した「調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表しています。
このたび、令和5年度の集計結果がまとまりましたので公表します。
本調査は調剤レセプトデータを集約することで、調剤医療費の動向及び薬剤の使用状況等
を迅速に明らかにし、医療保険行政のための基礎資料を得ることを目的としたものです。
【調査結果のポイント】
○ 令和5年度の調剤医療費(電算処理分に限る。以下同様。)は 8 兆 2,678 億円(伸
び率+5.5%)であり、処方箋 1 枚当たり調剤医療費は 9,343 円(伸び率▲0.5%)で
あった。
その内訳は、技術料が 2 兆 2,474 億円(伸び率+5.7%)、薬剤料が 6 兆 41 億円
(+5.5%)、特定保険医療材料料が 162 億円(伸び率+1.2%)であり、薬剤料のう
ち、後発医薬品が 1 兆 1,611 億円(伸び率+3.2%)であった。【表1、表2】
○ 処方箋 1 枚当たりの調剤医療費を年齢階級別にみると、年齢とともに高くなり、
最も高い 80 歳以上 85 歳未満では 10,964 円と、0 歳以上 5 歳未満の 3,470 円の約 3.2
倍であった。【表3】
○ 後発医薬品割合は、令和5年度末の数量ベース(新指標)で 85.3%(伸び幅+
1.5%)、数量ベース(旧指標)で 60.2%(伸び幅+0.3%)、薬剤料ベースで 19.7%
(伸び幅▲1.0%)であり、後発医薬品調剤率が 81.3%(伸び幅+1.0%)であった。
【表4】
○ 内服薬の処方せん1枚当たり薬剤料の伸び率は▲1.0%となっており、この伸び率
を「処方せん 1 枚当たり薬剤種類数の伸び率」、「1 種類当たり投薬日数の伸び率」、
「1 種類 1 日当たり薬剤料の伸び率」に分解すると、各々+1.0%、▲3.4%、+1.4%
であった。【表5】