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感染症週報 2024年第34週(8月19日-8月25日) (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2024.html |
出典情報 | 感染症週報 2024年第34週(8月19日-8月25日)(9/6)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2024年 第34週
(8月19日〜 8月25日)
:通巻第26巻 第34号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ/
COVID-19
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれてい
ます。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期の平均との比較(第34週)
−0.76
定点当たり
報告数
インフルエンザ
0.29
RSウイルス感染症
0.56
咽頭結膜熱
0.29
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.58
感染性胃腸炎
2.42
水痘
0.13
手足口病
4.24
伝染性紅斑
0.13
突発性発しん
0.28
ヘルパンギーナ
0.70
流行性耳下腺炎
0.03
急性出血性結膜炎
0.02
流行性角結膜炎
0.54
マイコプラズマ肺炎
1.17
−0.14
−0.05
0.42
0.41
0.05
−0.45
−0.09
−0.85
2.37
1.97
2.55
〜
〜
0.67
13.74
平均−2SD
平均−1SD
平均
平均+1SD
平均+2SD
SD:標準偏差
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
インフルエンザ/ COVID-19定点報告疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(8.11)、鹿児
島県(0.43)、福井県(0.38)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける
報告数は45例と前週と比較して減少した。都道府県別では21都道府県から報告があり、年齢
別では0歳(1例)、1〜9歳(9例)、10代(1例)、20代(1例)、30代(2例)、40代(3例)、50代(3例)、
60代(7例)、70代(3例)、80歳以上(15例)であった。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は青森県
(17.90)、岩手県(15.94)、秋田県(14.44)である。基幹定点からの新型コロナウイルス感染症入
院サーベイランスにおける報告数は3,404例と前週と比較して減少した。都道府県別では47都
道府県から報告があり、年齢別では0歳(91例)、1〜9歳(76例)、10代(29例)、20代(44例)、
30代(61例)、40代(75例)、50代(162例)、60代(343例)、70代(780例)、80歳以上(1,743例)で
あった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別の上位3位は高知
県(2.00)、愛媛県(1.97)、山形県(1.96)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は新潟県(0.80)、鹿児島県
(0.65)、群馬県(0.62)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該
週、後週)の平均と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は鳥取県(4.47)、福岡県(3.56)、
茨城県(3.31)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(6.69)、福井県
(4.52)、香川県(4.21)である。
手足口病の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期の平均と比較してやや多い。都道
府県別の上位3位は山形県(8.43)、宮城県(7.55)、滋賀県(7.08)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は青森県(0.62)、神奈川県
(0.59)、東京都(0.38)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は宮崎県(3.39)、山形
県(2.46)、北海道(2.11)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(0.11)、埼玉
県(0.09)、福井県(0.08)、滋賀県(0.08)である。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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2024年 第34週
(8月19日〜 8月25日)
:通巻第26巻 第34号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
(定点)
から報告され、疾患により小児科定点
(約3,000カ所)
、インフルエンザ/
COVID-19
(小児科・内科)
定点
(約5,000カ所)
、眼科定点
(約600カ所)
、基幹定点
(約500カ所)
に分かれてい
ます。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です
(増減の目安は小数点第3位以下を含む)
。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期の平均との比較(第34週)
−0.76
定点当たり
報告数
インフルエンザ
0.29
RSウイルス感染症
0.56
咽頭結膜熱
0.29
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 1.58
感染性胃腸炎
2.42
水痘
0.13
手足口病
4.24
伝染性紅斑
0.13
突発性発しん
0.28
ヘルパンギーナ
0.70
流行性耳下腺炎
0.03
急性出血性結膜炎
0.02
流行性角結膜炎
0.54
マイコプラズマ肺炎
1.17
−0.14
−0.05
0.42
0.41
0.05
−0.45
−0.09
−0.85
2.37
1.97
2.55
〜
〜
0.67
13.74
平均−2SD
平均−1SD
平均
平均+1SD
平均+2SD
SD:標準偏差
当該週と過去5年間の平均(過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均)との差をグラフ
上に表現した。
インフルエンザ/ COVID-19定点報告疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(8.11)、鹿児
島県(0.43)、福井県(0.38)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける
報告数は45例と前週と比較して減少した。都道府県別では21都道府県から報告があり、年齢
別では0歳(1例)、1〜9歳(9例)、10代(1例)、20代(1例)、30代(2例)、40代(3例)、50代(3例)、
60代(7例)、70代(3例)、80歳以上(15例)であった。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は青森県
(17.90)、岩手県(15.94)、秋田県(14.44)である。基幹定点からの新型コロナウイルス感染症入
院サーベイランスにおける報告数は3,404例と前週と比較して減少した。都道府県別では47都
道府県から報告があり、年齢別では0歳(91例)、1〜9歳(76例)、10代(29例)、20代(44例)、
30代(61例)、40代(75例)、50代(162例)、60代(343例)、70代(780例)、80歳以上(1,743例)で
あった。
小児科定点報告疾患(主なもの)
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別の上位3位は高知
県(2.00)、愛媛県(1.97)、山形県(1.96)である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は新潟県(0.80)、鹿児島県
(0.65)、群馬県(0.62)である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該
週、後週)の平均と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は鳥取県(4.47)、福岡県(3.56)、
茨城県(3.31)である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(6.69)、福井県
(4.52)、香川県(4.21)である。
手足口病の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期の平均と比較してやや多い。都道
府県別の上位3位は山形県(8.43)、宮城県(7.55)、滋賀県(7.08)である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は青森県(0.62)、神奈川県
(0.59)、東京都(0.38)である。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は宮崎県(3.39)、山形
県(2.46)、北海道(2.11)である。
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(0.11)、埼玉
県(0.09)、福井県(0.08)、滋賀県(0.08)である。
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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