よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-4参考2 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43409.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第594回 9/11)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

1. はじめに
本ガイドラインでは、開発段階やこれまでに得られている医学薬学的・科学的見地に
基づき、以下の医薬品の最適な使用を推進する観点から、ペムブロリズマブ(遺伝子組
換え)(以下、「本剤」)を使用する施設に求められる要件及び投与対象となる患者を
示す。作用機序、臨床成績、投与に際して留意すべき事項等については、最新の電子化
された添付文書及び医薬品リスク管理計画(以下、「RMP」)を参照すること。
※ 本効能又は効果のうち、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に係る再審査におけ
る評価の結果、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
第 14 条第 2 項第 3 号イからハまでのいずれにも該当しないと判断された(令和 6 年
5 月)。電子化された添付文書や RMP で作用機序、臨床成績、投与に際して留意す
べき事項等の内容が確認できることから、これらの説明を省略したガイドラインに切
り替えた(令和 6 年 5 月)。
なお、本ガイドラインは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構、公益社団法人日本
臨床腫瘍学会、一般社団法人日本臨床内科医会、特定非営利活動法人日本肺癌学会及び
一般社団法人日本呼吸器学会の協力のもと作成した。
対象となる医薬品:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)
対象となる効能又は効果:切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
非小細胞肺癌における術前・術後補助療法
対象となる用法及び用量:切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
通常、成人には、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)として、1 回
200 mg を 3 週間間隔又は 1 回 400 mg を 6 週間間隔で 30 分間
かけて点滴静注する。
非小細胞肺癌における術前・術後補助療法
術前補助療法では、他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、
成人には、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)として、1 回 200 mg
を 3 週間間隔又は 1 回 400 mg を 6 週間間隔で 30 分間かけて点
滴静注する。その後、術後補助療法では、ペムブロリズマブ(遺
伝子組換え)として、1 回 200 mg を 3 週間間隔又は 1 回 400 mg
を 6 週間間隔で 30 分間かけて点滴静注する。投与回数は、3 週
間間隔投与の場合、術前補助療法は 4 回まで、術後補助療法は 13
回まで、6 週間間隔投与の場合、術前補助療法は 2 回まで、術後
補助療法は 7 回までとする。

2