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参考資料7 肺移植希望者(レシピエント)選択基準 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43677.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会臓器移植委員会(第68回 9/18)《厚生労働省》
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(3)前感作抗体
ダイレクト・クロスマッチを実施し、陰性であることを確認する。
パネルテストが陰性の場合、ダイレクト・クロスマッチは省略すること
ができる。
(4)CMV抗体
CMV抗体陰性の移植希望者(レシピエント)に対しては、CMV抗体
陰性の臓器提供者(ドナー)が望ましい。
(5)HLA型
当面、選択基準にしないが、必ず検査し、登録する。
(6)虚血許容時間
臓器提供者(ドナー)の肺を摘出してから8時間以内に血流再開するこ
とが望ましい。
2.優先順位
適合条件に合致する移植希望者(レシピエント)が複数存在する場合には、
優先順位は、以下の順に勘案して決定する。
(1)親族
臓器の移植に関する法律第6条の2の規定に基づき、親族に対し臓器を優
先的に提供する意思が表示されていた場合には、当該親族を優先する。
(2)臓器提供者(ドナー)が 18 歳未満の場合は、レシピエント選択時 18 歳未
満である移植希望者(レシピエント)を優先する。
(3)肺の大きさ
臓器提供者(ドナー)及び移植希望者(レシピエント)の年齢区分に応じ、
次の1)から3)でそれぞれ定める範囲に該当する者を優先する。
1)臓器提供者(ドナー)及び移植希望者(レシピエント)がいずれも
18歳以上の場合
(<予測VCD>/<予測VCR>-1)×100 の値(%)で判断する。

片肺移植の場合
-30~30%

両肺移植の場合
-30~30%