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参考資料12 小腸移植希望者(レシピエント)選択基準 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43677.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会臓器移植委員会(第68回 9/18)《厚生労働省》
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参考資料12

小腸移植希望者(レシピエント)選択基準
1.適合条件
(1)ABO式血液型
ABO式血液型の一致(identical)及び適合(compatible)の待機者を候補者とす
る。
(2)体重(サイズ)
体重差は-50%~200%であることが望ましい。
(3)虚血許容時間
臓器提供者(ドナー)の小腸を摘出してから12時間以内に血流再開することが望ま
しい。
(4)移植希望者(レシピエント)について
基礎疾患が良性疾患であること。
(5)CMV抗体
CMV抗体陰性の移植希望者(レシピエント)に対しては、CMV抗体陰性の臓器提
供者(ドナー)が望ましい。
(6)前感作抗体及びHLA型
当面、選択基準にしないが、必ず検査し、登録する。
2.優先順位
適合条件に合致する移植希望者(レシピエント)が複数存在する場合には、優先順位は、
以下の順に勘案して決定する。
(1)親族
臓器の移植に関する法律第6条の2の規定に基づき、親族に対し臓器を優先的に提供
する意思が表示されていた場合には、当該親族を優先する。
ただし、HLAの適合度を必ず確認し、臓器提供者(ドナー)のHLA―A、HLA
―B、HLA―DRのすべてにホモ接合体が存在し、移植希望者(レシピエント)が臓
器提供者(ドナー)のハプロタイプを共有するヘテロ接合体である場合には、移植片対
宿主病(GVHD)の危険性が高いため、除く。

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