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資料2学校健康診断実施上の留意点 令和6年9月【完成版】 (1 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011885.html
出典情報 日本医師会 記者会見(9/25)《日本医師会》
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学校健康診断実施上の留意点

学校医 / 教育委員会・学校共通

学校における健康診断の目的と役割

学校生活の円滑な実施と児童生徒等の健康の保持増進を図るために実施されるもので

あり、その役割は大きく2つある。

 家庭における健康観察を踏まえて、学校生活を送るに当たり支障があるかどうかに
ついて疾病をスクリーニングの上、健康状態を把握すること

 学校における健康課題を明らかにして健康教育に役立てること

学校健康診断における項目(学校保健安全法施行規則第6条)

1~10 の項目について、学校の設置者及び学校の責任で、その実施の目的を周知する。
1 身長及び体重



栄養状態



眼の疾病及び異常の有無



耳鼻咽頭疾患及び皮膚疾患の有無

9 心臓の疾病及び異常の有無

10

尿

3 脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無並びに四肢の状態
7 歯及び口腔の疾病及び異常の有無
11

その他の疾病及び異常の有無





視力及び聴力

結核の有無

《項目の追加》

上記 1~10 以外に「11.その他の疾病及び異常の有無」の検査として検査項目を追加する

場合は、健康診断の趣旨や目的に沿って学校の設置者及び学校の責任で、その実施の目

的等と、義務付けではないことを明示し、保護者等に周知した上で、理解と同意を得て
実施する必要がある。

(参照)児童生徒等の健康診断マニュアル 平成 27 年度改訂(日本学校保健会)
https://www.gakkohoken.jp/books/archives/187