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05【資料1-3】予防接種基本計画改定のポイント[332KB] (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44241.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第63回 10/10)《厚生労働省》
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予防接種基本計画改定のポイント(案)②
2.中期的な視点での施策と基本計画の記載の方向性(案)
(1)予防接種のデジタル化の着実な推進
〇 過去の接種記録が生涯にわたり接種可否の判断等に影響を与える可能性もあることも踏まえ、接種記録の保存年限を延
長する。
〇 予防接種のデジタル化の取組を進め、接種事務の効率化、利便性の向上、接種率の迅速な把握等を行う。
〇 予防接種のデジタル化によって収集される予防接種記録等の情報を活用し、予防接種データベースを構築し、公的データ
ベース(NDB等)と連結した解析を可能とする。
(2)科学的知見に基づいた予防接種施策の推進

○ ワクチンの有効性、安全性及び費用対効果に関するデータについて可能な限り収集を行い、客観的で信頼性の高い最新の
科学的知見に基づき、予防接種施策に関する評価及び検討を行う。
〇 平時から、NDBと連結した予防接種データベースを活用するなど、有効性・安全性評価の観点で詳細な分析を行う。
〇 特に、安全性評価については、接種者と非接種者における副反応疑いとして報告される疾患等の発生率の比較を、副反応
疑い報告制度に基づく評価の追加的な評価として必要に応じて実施する等、安全性評価に関する技術的検討を進める。
〇 令和7年度から発足する国立健康危機管理研究機構(JIHS)は、予防接種データベースの活用を含めたデータ分析や、科
学的知見の評価を充実する。
(3)コロナ禍での経験を踏まえた予防接種施策の推進
〇 国民が正しい知識を持ったうえで接種の判断が行えるよう、科学的に正確でない受け取り方がなされうる情報への対応も
含め、国民の理解の促進に資する情報発信の推進。
〇 予防接種救済制度について、申請者増の際には体制の強化を図り、迅速な救済に取り組む。