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地域医療介護総合確保基金の拡充について(要望) (2 ページ)

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出典情報 病院への緊急財政支援についての要望書、地域医療介護総合確保基金の拡充について(要望)(10/11)《四病院団体協議会》
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1.地域医療介護総合確保基金の増額について
2040年に向けて、新たな地域医療構想が検討されているが、人口の減少により変化
する医療需要においても救急・急性期に関する機能の確保、広域医療対応できる病院の確
保、高齢者救急等に対応する地域に密着した病院の確保が必要であり、今後、更なる病院
間連携・再編・病院の集約化が求められ、閉院、病床削減せざるを得ない病院が増えるこ
とが予想されるが、持続可能な医療提供体制の構築に対応できるよう、地域医療介護総合
確保基金の大幅な増額、または新たな基金の創設をお願いしたい。

2.病床機能再編等に伴う支援単価の増額について
地域医療介護総合確保基金の「病床機能再編支援事業」において、病床機能再編や病床
減少を伴う病院の統合に対し概ね1床あたり約 200 万円の財政措置が行われているとこ
ろであるが、当該単価について実情に見合った単価に増額をお願いしたい。

3.病院建て替えに伴う支援の拡充(補助単価の引き上げ)
地域医療確保のため、老朽化した病院の建替え等も今後必要となるが、近年の物価高騰
により建築単価は年々上昇しており、現行の補助単価は現実から乖離している。都道府県
において実情に見合った単価設定がなされるよう、改めて都道府県に周知をお願いしたい。