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資料1 前回頂いたご意見と対応案(違法・違法疑い事例に関する問題について) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44423.html
出典情報 美容医療の適切な実施に関する検討会(第3回 10/18)《厚生労働省》
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違法・違法疑い事例に対する対応案


第2回検討会までの違法・違法疑い事例に関する議論を踏まえ、以下の対応が考えられないか。
課題



現行制度では、違法が疑われる医療機関について患者から相談を受け
た際に、当該相談等のほかに、調査や指導の手がかりとなる資料がな




医事法制は解釈に委ねられる範囲が広い一方で、保健所等による指導
や立入検査等において、医師法違反行為かの判断基準や立入検査等
の可否が明らかでなく、保健所等が美容医療に関する専門的知識を必
ずしも持ち合わせていないこともあり、効果的な指導や立入検査、取
締りが困難



保健所が指導や立入検査を行う際も、診療録等の記載が十分になされ
ておらず、保健所による問題事例の把握が困難



医療機関側においても、医事法制等、美容医療を提供する上で遵守す
る必要のある法制度への理解が必ずしも十分ではない



美容医療を受ける患者自身も、医事法制等について正しく理解してお
らず、違法な診療行為等を未然に察知して利用を拒否する等の対策が
困難。マスコミ等において、美容医療に適用される法制度の理解が不
十分であることも背景



特にオンライン診療については、「オンライン診療の適切な実施に関す
る指針」に基づいて提供されることとされているにも関わらず、その法
的な位置づけが不明瞭であることもあり、必ずしも遵守されていない

対応案



美容医療を提供する医療機関の違
法事例等の実態把握に資する基礎
資料の定期的な報告



医師法の解釈、保健所等の立入検
査・指導のプロセス・法的根拠を明確
化し、通知を発出



診療録について各診療の実態を確
認するために必要な事項を記載事項
として追加



適用される法制度の内容も含む業
界ガイドラインの策定、美容医療に関
する国民の理解促進



オンライン診療指針の位置づけの整

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