よむ、つかう、まなぶ。
2024年度の新型コロナワクチン定期接種に関する見解(概要) (2 ページ)
出典
公開元URL | |
出典情報 | 2024年度の新型コロナワクチン定期接種に関する見解(10/21)《日本感染症学会》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
定期接種として用いられるJN.1対応新型コロナワクチンは5種類です
いずれも有効な免疫誘導力と安全性が臨床試験で確認されています
製剤名
製薬企業
種類
1回用量 創製/製造
わが国の初回承認日
コミナティ®筋注シ
リンジ12歳以上
ファイザー
mRNA (JN.1 SP)
30 µg
海外/海外
2021年2月14日
スパイクバックス®
モデルナ
mRNA (JN.1 SP)
50 µg
海外/海外
2021年5月21日
ヌバキソビッド®
武田薬品工業
組換えタンパク質 (JN.1 SP)
5 µga
海外/国内
2022年4月19日
ダイチロナ®
第一三共
mRNA (JN.1 SP RBD)
60 µg
国内/国内
2023年8月2日
コスタイベ®
Meiji Seika ファルマ
mRNA レプリコンタイプ (JN.1 SP)
5 µg
海外/海外b
2023年11月28日
わが国の初回承認順に記載。aアジュバントMatrix-M 50μgを添加。b2024年12月から国内製造予定。 SP, スパイクタンパク質; RBD, 受容体結合部位
高齢者には新型コロナワクチンの定期接種を強く推奨します
新型コロナウイルスの変異のスピードは速く、免疫回避力を高めた株が繰り返し出現していますが、今のところオミクロン株の
派生株にとどまっており、全く新しい系統の変異株が出現する徴候はみられていません。毎シーズン変異を繰り返すインフルエ
ンザウイルスに対して、毎年新しいインフルエンザワクチンが高齢者に定期接種として使用されているように、新型コロナウイ
ルスに対しても新たな流行株に対応した新型コロナワクチンを少なくとも年に1回は接種することが必要です。これらのワクチ
ンはすべて一過性の副反応がありますが、臨床試験ではワクチンと関連した重篤な健康被害はみられず、安全性が確認されてい
ます。ワクチンの利益とリスクの大きさを科学に基づいて正しく比較し、ご自身が信頼できる医療従事者とよく相談して接種す
るかどうかを判断することが望まれます。
いずれも有効な免疫誘導力と安全性が臨床試験で確認されています
製剤名
製薬企業
種類
1回用量 創製/製造
わが国の初回承認日
コミナティ®筋注シ
リンジ12歳以上
ファイザー
mRNA (JN.1 SP)
30 µg
海外/海外
2021年2月14日
スパイクバックス®
モデルナ
mRNA (JN.1 SP)
50 µg
海外/海外
2021年5月21日
ヌバキソビッド®
武田薬品工業
組換えタンパク質 (JN.1 SP)
5 µga
海外/国内
2022年4月19日
ダイチロナ®
第一三共
mRNA (JN.1 SP RBD)
60 µg
国内/国内
2023年8月2日
コスタイベ®
Meiji Seika ファルマ
mRNA レプリコンタイプ (JN.1 SP)
5 µg
海外/海外b
2023年11月28日
わが国の初回承認順に記載。aアジュバントMatrix-M 50μgを添加。b2024年12月から国内製造予定。 SP, スパイクタンパク質; RBD, 受容体結合部位
高齢者には新型コロナワクチンの定期接種を強く推奨します
新型コロナウイルスの変異のスピードは速く、免疫回避力を高めた株が繰り返し出現していますが、今のところオミクロン株の
派生株にとどまっており、全く新しい系統の変異株が出現する徴候はみられていません。毎シーズン変異を繰り返すインフルエ
ンザウイルスに対して、毎年新しいインフルエンザワクチンが高齢者に定期接種として使用されているように、新型コロナウイ
ルスに対しても新たな流行株に対応した新型コロナワクチンを少なくとも年に1回は接種することが必要です。これらのワクチ
ンはすべて一過性の副反応がありますが、臨床試験ではワクチンと関連した重篤な健康被害はみられず、安全性が確認されてい
ます。ワクチンの利益とリスクの大きさを科学に基づいて正しく比較し、ご自身が信頼できる医療従事者とよく相談して接種す
るかどうかを判断することが望まれます。