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資料3 日本脳神経外科学会 提出資料 (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44759.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第7回 10/30)《厚生労働省》
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考察および提言
脳神経外科医は、外科医の目と技を持った神経系総合医として、脳腫瘍の手術など高度・集学
的な医療から、身近に起こりうる脳卒中や頭部外傷などの救急医療までを担い、国民の健康の
為に尽力している。
高度かつ広範な医療を担う必要があることから脳神経外科医の負担は大きく、昨今はなり手の
不足も深刻であり、診療科間の偏在により脳神経外科医が不足すれば、大きな問題が生じうる。
脳腫瘍の診療については、国内外のデータから、症例の集約化を通じた集学的診療で医療の質
の改善が期待できる。
さらに、学会として、脳神経外科医の働き方改革を進めていくために、タスクシフト・シェア
や医師業務の見直しのほかに、教育の観点から研修医や専攻医の研修を症例の集まっている施
設で実施し、経験症例数を高めている。
こうした状況を踏まえて、国、関係者が、診療科間の医師の偏在に対して取り組むことは重要
であり、そのためには医療提供体制の在り方や、外科技術の評価などについて議論する必要が
ある。

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