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参考資料3-2 歯科医師臨床研修の到達目標[51KB] (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45030.html
出典情報 歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループ(令和6年度第3回 11/5)《厚生労働省》
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歯科医師臨床研修の到達目標

別添

臨床研修の基本理念(歯科医師法第一六条の二第一項に規定する臨床研修に関する
省令)
臨床研修は、歯科医師が、歯科医師としての人格をかん養し、将来専門とする分
野にかかわらず、歯科医学及び歯科医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一
般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、基本的な
診療能力を身に付けることのできるものでなければならない。
A.歯科医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)
1. 社会的使命と公衆衛生への寄与
社会的使命を自覚し、説明責任を果たしつつ、社会の変遷に配慮した公正な医療の提供
及び公衆衛生の向上に努める。
2. 利他的な態度
患者の苦痛や不安の軽減と福利の向上を最優先するとともに QOL に配慮し、患者の価値
観や自己決定権を尊重する。
3. 人間性の尊重
患者や家族の多様な価値観、感情、知識に配慮し、尊敬の念と思いやりの心を持って接
する。
4. 自らを高める姿勢
自らの言動及び医療の内容を省察し、常に資質・能力の向上に努める。
B. 資質・能力
1. 医学・医療における倫理性
診療、研究、教育に関する倫理的な問題を認識し、適切に行動する。


人間の尊厳を守り、生命の不可侵性を尊重する。



患者のプライバシーに配慮し、守秘義務を果たす。



倫理的ジレンマを認識し、相互尊重に基づき対応する。



利益相反を認識し、管理方針に準拠して対応する。



診療、研究、教育の透明性を確保し、不正行為の防止に努める。

2. 歯科医療の質と安全の管理
患者にとって良質かつ安全な医療を提供し、医療従事者の安全性にも配慮する。


医療の質と患者安全の重要性を理解し、それらの評価・改善に努める。



日常業務の一環として、報告・連絡・相談を実践する。
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