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総-8保険医が投与することができる注射薬(処方箋を交付することができる注射薬)及び在宅自己注射指導管理料の対象薬剤の追加について(案) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45183.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第598回 11/13)《厚生労働省》 |
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2.乾燥濃縮人プロテインC
【販売名】
セプーロチン静注用1000単位
【効能・効果】
先天性プロテインC欠乏症に起因する次の疾患の治療及び血栓形成傾向の抑制
○ 静脈血栓塞栓症
○ 電撃性紫斑病
【用法・用量】
本剤を添付の注射用水全量で溶解し、緩徐に静脈内に投与する。
〈急性期治療及び血栓形成傾向の抑制における短期補充(周術期、抗凝固療法開
始時等)〉
通常、初回は100~120国際単位/kgを、次回以降3回は60~80国際単位/kgを6
時間毎に投与し、その後は45~60国際単位/kgを6時間又は12時間毎に投与す
る。なお、患者の状態に応じて、投与量及び投与頻度を適宜増減する。
〈血栓形成傾向の抑制における長期補充〉
通常、45~60国際単位/kgを12時間毎に投与するが、短期補充に用いる用法及
び用量から開始することもできる。なお、患者の状態に応じて、投与量及び投与
頻度を適宜増減する。
【薬理作用】
本剤の有効成分であるプロテインCはビタミンK依存性の抗凝固因子であり、
主に肝臓で合成され、血漿中では不活性なセリンプロテアーゼ前駆体として循環
する。プロテインCは血管内皮細胞膜上でトロンビン/トロンボモジュリン複合
体により活性化され、抗凝固作用を有する活性化プロテインC(APC)に変換
される。APCは補酵素であるプロテインSの存在下で活性化第Ⅴ因子(Ⅴa)
及び活性化第Ⅷ因子(Ⅷa)を選択的に不活化し、凝固促進因子であるトロンビ
ンの生成を抑制することにより抗凝固作用を示す。また、APCはプラスミノー
ゲンアクチベーターインヒビター1に結合し、組織型プラスミノーゲンアクチ
ベーターの活性を促進することにより、間接的な線溶促進作用を示す。さらに、
Ⅴa及びⅧaの不活化によるトロンビン生成抑制により、トロンビン活性化線溶
阻害因子の活性が抑制され、線溶促進作用をもたらす。
【主な副作用】
そう痒、発疹、発熱、めまい、多汗症、注射部位反応、落ち着きのなさ
【必要な在宅療養指導管理材料加算】
注入器用注射針加算。
【承認状況】
令和6年3月
薬事承認
2
等
【販売名】
セプーロチン静注用1000単位
【効能・効果】
先天性プロテインC欠乏症に起因する次の疾患の治療及び血栓形成傾向の抑制
○ 静脈血栓塞栓症
○ 電撃性紫斑病
【用法・用量】
本剤を添付の注射用水全量で溶解し、緩徐に静脈内に投与する。
〈急性期治療及び血栓形成傾向の抑制における短期補充(周術期、抗凝固療法開
始時等)〉
通常、初回は100~120国際単位/kgを、次回以降3回は60~80国際単位/kgを6
時間毎に投与し、その後は45~60国際単位/kgを6時間又は12時間毎に投与す
る。なお、患者の状態に応じて、投与量及び投与頻度を適宜増減する。
〈血栓形成傾向の抑制における長期補充〉
通常、45~60国際単位/kgを12時間毎に投与するが、短期補充に用いる用法及
び用量から開始することもできる。なお、患者の状態に応じて、投与量及び投与
頻度を適宜増減する。
【薬理作用】
本剤の有効成分であるプロテインCはビタミンK依存性の抗凝固因子であり、
主に肝臓で合成され、血漿中では不活性なセリンプロテアーゼ前駆体として循環
する。プロテインCは血管内皮細胞膜上でトロンビン/トロンボモジュリン複合
体により活性化され、抗凝固作用を有する活性化プロテインC(APC)に変換
される。APCは補酵素であるプロテインSの存在下で活性化第Ⅴ因子(Ⅴa)
及び活性化第Ⅷ因子(Ⅷa)を選択的に不活化し、凝固促進因子であるトロンビ
ンの生成を抑制することにより抗凝固作用を示す。また、APCはプラスミノー
ゲンアクチベーターインヒビター1に結合し、組織型プラスミノーゲンアクチ
ベーターの活性を促進することにより、間接的な線溶促進作用を示す。さらに、
Ⅴa及びⅧaの不活化によるトロンビン生成抑制により、トロンビン活性化線溶
阻害因子の活性が抑制され、線溶促進作用をもたらす。
【主な副作用】
そう痒、発疹、発熱、めまい、多汗症、注射部位反応、落ち着きのなさ
【必要な在宅療養指導管理材料加算】
注入器用注射針加算。
【承認状況】
令和6年3月
薬事承認
2
等