令和６年 12 月 20 日

第４回 医療法人の経営情報のデータベー
スの在り方に関する検討会

資料１

前回検討会での主な御意見
（総論）
○ ＭＣＤＢは情報を収集することが目的ではなく、収集した情報を厚生労働省
が分析し、医療の現状を国民に分かりやすく情報提供することが目的。まずは
厚生労働省がしっかりと分析し、その情報を公開することが大事。そうすれば
第三者提供への需要も減るのではないか。
○ ＭＣＤＢが国民の共有財産であり広く利用できるようにということは理解で
きるが、個別の経営情報や個人情報が含まれることは認識すべき。
（公表方法）
○ 特定の意図や目的の下で、都合の良いデータが出るよう、意図的にデータを
取捨選択・加工するような恣意的な利用を抑止するような文言をガイドライン
にしっかり記載して欲しい。
（再識別の防止）
○ 再識別されない方法の検討が不十分なのでしっかり検討して欲しい。
○ 再識別されないための対策が足りていない。しっかり検討したうえで進めて
欲しい。
○ 再識別のリスク判定を研究者任せにしないように。
○ 例えば、オーダーメード集計でも、集計数が少なければ容易に推測できてし
まうので、データが何件未満の場合は集計結果を表示しないなどのルールが必
要ではないか。
（提供する情報の内容）
○ 医療法人情報の提供は、オーダーメード集計では対応できない場合のみ認め
られるのではないか。
○ 医療法人情報の提供は、当該研究に必要最小限の項目であること、かつオー
ダーメード集計で対応できないと認められることを要件とするべき。
○ オーダーメード集計と医療法人情報の提供、どのような情報が提供されるの
かもう少し共有してもよいのでは。
○ オーダーメード集計では社会保障審議会や第三者機関のスクリーニングが制
度上ないため、提供時の組織内の決裁や方法や、人事異動等でイレギュラーな
ことが起こらないようデータ加工方法の適切なインストラクションを設定し
ておく必要がある。
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