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【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査について (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》 |
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薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書2024:概要
【時点更新】
○ 薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027)の成果指標、等
・成果指標については、特定の薬剤耐性菌の分離率および抗菌薬使用(DID) について、ヒトでは2023
年、動物では2022年のデータを追加した。
【新規追加項目の概要】
○ 目次6.日本における耐性菌の現状
(1)ヒト
⑤ Candida auris (カンジダ・アウリス)
主な内容:2022年、本邦初症例(侵襲性 C. auris 血症)が報告された。サーベイランス開始以降、2024年7月時点で
55例、いずれも耳漏等の局所感染もしくは保菌例であった(フルコナゾール耐性は20%弱)。
○ ゲノムサーベイランス
第11回薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(令和5年度)にて、ヒト・動物・食品・環境も含めた相互の関係性を明らか
にするために、ゲノムサーベイランスの項を追加してはどうか、とのご意見をいただいた(渡邊座長、松永構成員)。
(4)環境
③ 食品健康影響評価技術研究による成果(令和2年度~令和3年度)
・家畜、水圏、野菜、ヒトから分離された薬剤耐性菌について、ゲノム解析を実施したが、各耐性菌の系統発生分類は
多岐にわたり、各由来株間での明確な関連性は確認できなかったものの、特定の遺伝子については、プラスミド等によ
り由来を超えて耐性遺伝子とその周辺構造が、伝播、拡散している可能性が示唆された。
(5)ゲノムサーベイランス
・ヒト由来の耐性菌株が、食品由来株および動物由来株とゲノムレベルでどれだけ類似しているのかをゲノムの塩基配
列データを比較した(対象:non-typhoidal Salmonella enterica、Campylobacter spp.、Enterococcus spp.)。
・ WHOサーベイランスと協調したワンヘルス薬剤耐性菌動向調査(三輪車プロジェクト)
ヒト・環境・食品分野における菌株収集を実施・解析することで、日本国内それぞれの分野での ESBL-E. coli の分離
割合が明らかになった。
【時点更新】
○ 薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027)の成果指標、等
・成果指標については、特定の薬剤耐性菌の分離率および抗菌薬使用(DID) について、ヒトでは2023
年、動物では2022年のデータを追加した。
【新規追加項目の概要】
○ 目次6.日本における耐性菌の現状
(1)ヒト
⑤ Candida auris (カンジダ・アウリス)
主な内容:2022年、本邦初症例(侵襲性 C. auris 血症)が報告された。サーベイランス開始以降、2024年7月時点で
55例、いずれも耳漏等の局所感染もしくは保菌例であった(フルコナゾール耐性は20%弱)。
○ ゲノムサーベイランス
第11回薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(令和5年度)にて、ヒト・動物・食品・環境も含めた相互の関係性を明らか
にするために、ゲノムサーベイランスの項を追加してはどうか、とのご意見をいただいた(渡邊座長、松永構成員)。
(4)環境
③ 食品健康影響評価技術研究による成果(令和2年度~令和3年度)
・家畜、水圏、野菜、ヒトから分離された薬剤耐性菌について、ゲノム解析を実施したが、各耐性菌の系統発生分類は
多岐にわたり、各由来株間での明確な関連性は確認できなかったものの、特定の遺伝子については、プラスミド等によ
り由来を超えて耐性遺伝子とその周辺構造が、伝播、拡散している可能性が示唆された。
(5)ゲノムサーベイランス
・ヒト由来の耐性菌株が、食品由来株および動物由来株とゲノムレベルでどれだけ類似しているのかをゲノムの塩基配
列データを比較した(対象:non-typhoidal Salmonella enterica、Campylobacter spp.、Enterococcus spp.)。
・ WHOサーベイランスと協調したワンヘルス薬剤耐性菌動向調査(三輪車プロジェクト)
ヒト・環境・食品分野における菌株収集を実施・解析することで、日本国内それぞれの分野での ESBL-E. coli の分離
割合が明らかになった。