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【資料3】病院の情報システムの刷新に係る方向性について (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49115.html |
出典情報 | 「医療 DX 令和ビジョン 2030」厚生労働省推進チーム (第6回 1/22)《厚生労働省》 |
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病院の情報システムの刷新に関する方針
①現在のオンプレ型のシステムを刷新し、電子カルテ/レセコン/部門システムを一体的に、モダン技術を活用したクラ
ウド型システムに移行する。
目標:2030年までのできる限り早い時期に、希望する病院が導入できる環境を整備
※具体的には、複数病院で共同利用する方式や、クラウドのメリットを活かすためのマネージドサービスの活用を図る。また、医療従
事者の負担軽減やより安全で質の高い医療につなげるべく、最新技術やサービスを活用しやすくするためのAPIの組み込み等を行う。
※画像等の一部の部門システム等で病院の判断でオンプレ型が残存する場合でも、標準化やセキュリティ対策の強化を図る。
②国がシステムの標準仕様を示し、その標準仕様に準拠した病院の情報システムを民間事業者が開発し、小規模病院や
グループ病院等から段階的な普及を図る。この標準仕様を2025年度を目途に作成する。
※現在、小規模医療機関を中心に、共同利用型のクラウド型電子カルテが普及し始めているため、こうした製品の活用も図る。
③標準仕様に準拠した病院の情報システムは、インフラからアプリケーションまでを共同利用することとし、医療機関
ごとに生じていた個別のカスタマイズを極力抑制する。これらにより、病院情報システム費用の低減・上昇抑制や、
病院ごとに生じていたシステム対応負荷の軽減を図る。
※複数病院で共同利用する際に、サイバー攻撃やシステム障害等による全面障害となる事態も想定し、システムの標準仕様を検討する。
④標準仕様に準拠したシステムへの円滑な移行のため、データ引継ぎの互換性の確保等を図る。
また、医療DXサービス(電子カルテ情報共有サービス等)とのクラウド間連携を進める。
⑤上記と並行して、医薬品・検査等の標準コード・マスタ、並びにこれらの維持管理体制の整備を進めるとともに、現
場における標準コード・マスタの利用の徹底を図る。
アプリまでをクラウド化し複数病院で利用
インフラ~アプリケーションをクラウド化し複数病
院(マルチテナント)で共同利用。
A病院
B病院
アプリケーション
ミドルウェア
インフラ
C病院
【標準仕様に盛り込む主な要素例】
⚫ 電子カルテ、レセコン、部門システムにつ
いて、マネージドサービス等のモダン技術
の活用
⚫ 医薬品、検査、処置等に関する標準マス
ターの組み込み
⚫ 標準交換規約(API仕様を含む)を用いた
データ連携機能の組み込み
⚫ データ引き継ぎの互換性を確保等
病院機能の複雑さ
重症系
標準型の病院システムの
段階的普及のイメージ
療養・精神
単科
病床数
100床
200床
400床
2
①現在のオンプレ型のシステムを刷新し、電子カルテ/レセコン/部門システムを一体的に、モダン技術を活用したクラ
ウド型システムに移行する。
目標:2030年までのできる限り早い時期に、希望する病院が導入できる環境を整備
※具体的には、複数病院で共同利用する方式や、クラウドのメリットを活かすためのマネージドサービスの活用を図る。また、医療従
事者の負担軽減やより安全で質の高い医療につなげるべく、最新技術やサービスを活用しやすくするためのAPIの組み込み等を行う。
※画像等の一部の部門システム等で病院の判断でオンプレ型が残存する場合でも、標準化やセキュリティ対策の強化を図る。
②国がシステムの標準仕様を示し、その標準仕様に準拠した病院の情報システムを民間事業者が開発し、小規模病院や
グループ病院等から段階的な普及を図る。この標準仕様を2025年度を目途に作成する。
※現在、小規模医療機関を中心に、共同利用型のクラウド型電子カルテが普及し始めているため、こうした製品の活用も図る。
③標準仕様に準拠した病院の情報システムは、インフラからアプリケーションまでを共同利用することとし、医療機関
ごとに生じていた個別のカスタマイズを極力抑制する。これらにより、病院情報システム費用の低減・上昇抑制や、
病院ごとに生じていたシステム対応負荷の軽減を図る。
※複数病院で共同利用する際に、サイバー攻撃やシステム障害等による全面障害となる事態も想定し、システムの標準仕様を検討する。
④標準仕様に準拠したシステムへの円滑な移行のため、データ引継ぎの互換性の確保等を図る。
また、医療DXサービス(電子カルテ情報共有サービス等)とのクラウド間連携を進める。
⑤上記と並行して、医薬品・検査等の標準コード・マスタ、並びにこれらの維持管理体制の整備を進めるとともに、現
場における標準コード・マスタの利用の徹底を図る。
アプリまでをクラウド化し複数病院で利用
インフラ~アプリケーションをクラウド化し複数病
院(マルチテナント)で共同利用。
A病院
B病院
アプリケーション
ミドルウェア
インフラ
C病院
【標準仕様に盛り込む主な要素例】
⚫ 電子カルテ、レセコン、部門システムにつ
いて、マネージドサービス等のモダン技術
の活用
⚫ 医薬品、検査、処置等に関する標準マス
ターの組み込み
⚫ 標準交換規約(API仕様を含む)を用いた
データ連携機能の組み込み
⚫ データ引き継ぎの互換性を確保等
病院機能の複雑さ
重症系
標準型の病院システムの
段階的普及のイメージ
療養・精神
単科
病床数
100床
200床
400床
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