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【資料3】病院の情報システムの刷新に係る方向性について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49115.html
出典情報 「医療 DX 令和ビジョン 2030」厚生労働省推進チーム (第6回 1/22)《厚生労働省》
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(参考)医療等情報利活用ワーキンググループにおける主な意見
第23回 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(令和6年12月2日)において、病院
の情報システムの刷新に関する方向性について概ね了承を得られた。その際、以下のような意見もあった。

<主な意見>
➢ この方向性は、国が示す医療DXそのものである。医療DXの推進に関する工程表では、全体最適化された基
盤を構築し、活用することを通じて、保健・医療・介護の関係者の業務やシステム、データ保存の外部
化・共通化・標準化を図り、国民自身の予防を促進し、より良質な医療やケアを受けられるように、社会
や生活の形を変えていくこととされており、この方向性と一致している。
➢ 実現に向けた課題は多く、かなり中長期の話であるため、しっかりと議論して進めていくべきではないか。
➢ 大規模な医療機関では部門システムや医療機器との接続が複雑であるため、まずは比較的病床規模の小さ
く、機能も少ないなところから進めると良いのではないか。
➢ クラウド化は必ずしもコストが下がるわけではなく、かえって高くなるケースもあるため、慎重な検討が
必要ではないか。
➢ セキュリティパッチ等のサポート対応をクラウド事業者に任せることで、医療現場におけるセキュリティ
対応への負荷軽減を期待できる一方で、セキュリティや障害については、例えば、全面的なシステム障害
発生リスクへの対策等、クラウドならではの検討が必要ではないか。
➢ ベンダー変更が難しい点への対応や、価格の透明性の確保が必要ではないか。
➢ 作成した標準仕様や規格の維持体制も必要ではないか。
➢ 開発されたシステムが標準仕様に準拠しているかどうかの点検も必要ではないか。

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