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資料2-2 ICTを活用した保健指導の適切な実施方法の検証(津下構成員提出資料) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25128.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ(第2回 4/12)《厚生労働省》
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ICTを活用した保健指導の適切な実施方法②
肥満者の体重変化に対するウェブベース介入に関する99件の国内外の論文※について、BCT Taxonomy(v1)に該当するウェブベース介入の構
成要素をまとめ、各論文における対照群との比較で「有意差あり」、「有意差なし」、「メタ解析に入らない」の3グループに分類した。
※The Cochrane Collaboration’s tool for assessing risk of biasにおいて評価のうえ介入群と対照群のデータが抽出できた論文(2001年~2020年)を採択
※採用された論文の対象者の平均年齢は20.5歳~69.0歳(18歳未満は除外)、1件の論文あたり2~10(5.2±1.8)種類の介入要素があった
※Behaviour Change Technique Taxonomy(BCT Taxonomy)は93種類の構成要素が含まれている

ウェブベース介入の要素(BCT Taxonomy(v1)該当分)

採用された論文に含まれていたウェブベース介入の要素

1.アウトカムに対する動機付け

12.アウトカム(行動変容)の
セルフモニタリング

2.社会的報酬

13.行動変容のセルフモニタリング

3.行動変容に対する具体的報酬

14.行動変容のフィードバック

4.行動変容に対する具体的動機付け

15.アウトカム目標の確認

5.社会的な比較

16.現状と目標の相違

6.情報提供

17.アウトカム目標(行動変容)の
確認

7.再帰属

18.行動計画

8.行動変容を実行する方法の指導

19.アウトカム目標設定

9.感情のソーシャルサポート

20.問題解決

10.不特定なソーシャルサポート

21.行動目標の設定









11.アウトカム(行動変容)の
フィードバック

〇 採用された論文が有するウェブベースの介入の要素は21種類でまとめられた。
〇 有意差が示された論文では、「情報提供」、「不特定なソーシャルサポート」、「アウトカム(行動変容)のセルフモニタリング」、「行
動変容のセルフモニタリング」、「アウトカム目標の設定」、「行動目標の設定」が多く含まれていた。
令和元年度~令和3年AMED循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業「壮年期就労者を対象とした生活習慣病予防のための動機付け支援の技術開発に関する研究」

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