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資料1 重点感染症作業班での検討について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53576.html
出典情報 厚生科学審議会 危機対応医薬品等に関する小委員会(第6回 3/5)・重点感染症作業班(第5回 3/5)(合同開催)《厚生労働省》
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重点感染症の見直しに関する重点感染症作業班での検討について
⚫ グループ分類について
• パンデミックやその他の公衆衛生危機に至る可能性のある感染症等について、発生の予見可能性の視点に基づいた現在のグループ分
類を踏襲
• グループ分類は、感染症法上の類型と必ずしも対応するものではない。また、国内において、すでに十分な対策や取組等が行われて
いる感染症は別途検討している
• 各グループは、予見可能性及びMCMの研究開発・確保の支援の要素等により分類されている
• GroupXは、Group A、B、C、Dに対する総合的な取組を行うことにより、対策となる基礎研究・基盤要素技術・開発/調達メカニ
ズム等の基盤をつくるのが目的
⚫ 重点感染症の該当性の判断要素・考慮すべき事項について
• 重点感染症の該当性の判断要素・考慮すべき事項について、「公衆衛生的指標」、「戦略的指標」に修正
• 判断要素の各項目をまとめ、考慮すべき事項に客観的な判断基準等を修正・追加
⚫ 重点感染症リスト
• Group Xの「未知」とGroup Aの「新たな」という部分が不明瞭という意見があり、GroupX「未知の感染症」に注釈を追加
• GroupA:「次の病原体による新たな感染症」という枠組みを設け、(未知)の記載を削除し、【●●をきたす新たな病原体】とし
て記載、変異等の可能性があるものにはウイルス名の前に「新たな」と記載、新たな感染症に幅を持たせるため「など」を追加
• GroupA:「重症呼吸器症候群」を「重症急性呼吸器感染症」に変更、臨床的な観点から「重症脳炎」を「重症脳炎・脳症」に変更
• GroupAとBの「エンテロウイルス感染症」については、抗原性の異なる多くのエンテロウイルスが存在し、様々な病態を呈するこ
とから個別の記載とした
• GroupB:【蚊媒介感染症】から【節足動物媒介感染症】、【その他人獣共通感染症】から【人獣共通感染症】に変更
• GroupC:定義の一部修正し、MCMの表現をより明確化するとともに、AMR対応策の例示とするため「等」を追加
• 真菌感染症に関しては、特に薬剤耐性について言及のあった真菌(カンジダ アウリス、アスペルギルス フミガタス )は、重点感
染症の対象とするとともに、そのほかの真菌についても引き続き検討を行っていく
• 野兎病・日本脳炎・腸管出血性大腸菌感染症等について、重点感染症候補となり得るか議論を行った
⚫ 今後の見直し
• 重点感染症については、国内外の感染症発生動向、研究開発の動向、公衆衛生危機管理に係る情勢変化等に適切に対応する必要が
あり、必要に応じて見直しを行っていく予定である
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