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総-5参考2[1.2MB] (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53715.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第605回 3/12)《厚生労働省》
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担となります。 また、本剤投与の対象患者の多くは就学・就労中の世代であることとを考える
と、通院を長期継続して実施することは患者の大きな負担になる可能性があり、 自己注射と
いうオプションを患者に提供することは了臨床上大きな関心事となっています。

本邦では、国際共同第 III 相了臨床試験 (MG0007 試験及び MG0020 試験) において医療
従事者によるシリンジ投与及び在宅自己注射を実施し、本剤が医療従事者によるシリンジ
投与及び被験者本人若しくは介護者による在宅自己注射が適切に実施され、有効性及び安
全性に問題がななかったことが確認されました。

本剤の在宅自己注射の対象は、 医師の管理指導のもとで自ら確実に投与できる患者($し
く は介護者) としています。 患者に対して在宅自己注射に関する適切なトレーニング、 指導
については、 潜在的リスクの説明及び十分な教育訓練を実施したのち、確実に投与できるこ
とを確認した上で、医師または看護師の管理指導のもとで治療を実施します。

尚、本剤の製造販売業者は患者の安全性確保を最大化するため、 本剤投与患者に対する在
宅自己注射に関する使用方法・注意事項に関するマニュアルの提供、 本剤が処方されるため
の実施体制など安全性管理の取り組みを実施する予定とのことです。

以上のことから、日常診療において厳格な患者管理を行うことで、 治療のための人入院や頻
回な通院などの患者負担を考慮すると、本剤による在宅自己注射が必要だと考えておりま
す。ロザノリキシズマブの在宅自己注射が認められた場合は、 日本神経免疫学会及び日本神
経学会、日本神経治療学会からも適切な情報を発信し、 安全な診療のための啓発活動を実施
していく予定です。

当学会としてはロザノリキシズマブの自己皮下注射が添付文書へ反映された際には本剤
の在宅自己注射指導管理料に関し、在宅療養指導管理材料加算を要望致します。

1) C161 注入ポンプ加算 1.250 点

前 具