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資料4-1 抗菌・抗炎症WG[460KB] (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00036.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第62回 3/13)《厚生労働省》 |
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要望番号;Ⅲ-④-12
(4)学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況
<海外におけるガイドライン等>
1) Joseph S. Solomkin et al. Diagnosis and Management of Complicated Intra-abdominal Infection
in Adults and Children: Guidelines by the Surgical Infection Society and the Infectious Diseases
Society of America. Clin Infect Dis 2010; 50: 133-645)
記載内容は3.(2)1)を参照
<日本におけるガイドライン等>
1) JAID/JSC 感染症治療ガイド 2023、日本感染症学会・日本化学療法学会; 202335)
以下のように記載されている。
赤痢アメーバ腸炎による重症の腸炎又は肝膿瘍の小児患者に対して、メトロニダゾール
10 mg/kg(重症の場合は 15 mg/kg)の 1 日 3 回、7~10 日間静脈内投与が推奨される。
6.本邦での開発状況(経緯)及び使用実態について
(1)要望内容に係る本邦での開発状況(経緯)等について
国内開発なし。
(2)要望内容に係る本邦での臨床試験成績及び臨床使用実態について
5.(1)に記載したとおり、本邦での臨床試験成績の報告はないが、表 7 のとおり、要
望内容に係る本薬注射剤の国内症例報告がなされている。
表 7 要望内容に係る本薬注射剤の国内症例報告
文 献 番 対象疾患・患者 原因菌
治療内容及び MNZ の用法・用量 有効性
安全性
号.
腹膜炎、腹腔内膿瘍
36
虫 垂 炎 に 伴 う Bacteroides ovatus,
<治療内容>
8/11
例 肝機能障害が
穿孔性腹膜炎、 Streptococcus
MNZ
(73%)で 1 例に認めら
急性腹膜炎、胆 anginosus,
10/11 例で抗緑膿菌作用を有する 有効※15
れた。
管炎、縦郭内膿 Enterococcus avium,
セフェム系抗菌薬を併用
瘍
Escherichia coli,
<MNZ 用法・用量>
11 例[年齢中央 Pseudomonas
7.5 mg/kg(最大 500 mg)を 1 日
値 4 歳(1 カ月 aeruginosa,
3~4 回、20 分以上かけて点滴静
齢-13 歳)
]
Clostridium spp.,
注
Enterococcus faecalis,
Candida lusitaniae,
Proteus mirabilis
脳膿瘍
37
急性副鼻腔炎 Streptococcus
<治療内容>
軽快し、退 CTRX による
→硬膜下膿瘍 anginosus
group, CTRX→CTRX+デキサメタゾン 院
薬疹
10 歳
Bacteroidetes
→CTRX+免疫グロブリン+ス
capillosus
テ ロ イ ド パ ル ス 療 法
→MEPM→MNZ
+
TAZ/PIPC→CLDM
<MNZ 用法・用量>
2 g/日
38
急性副鼻腔炎 Fusobacterium
<治療内容>
改善
記載なし
→硬膜外膿瘍 nucleatum,
VCM+MEPM→穿頭、膿瘍吸引、
12 歳
Prevotella spp.
内視鏡下副鼻腔手術施行→CTX
+MNZ
<MNZ 用法・用量>
19
(4)学会又は組織等の診療ガイドラインへの記載状況
<海外におけるガイドライン等>
1) Joseph S. Solomkin et al. Diagnosis and Management of Complicated Intra-abdominal Infection
in Adults and Children: Guidelines by the Surgical Infection Society and the Infectious Diseases
Society of America. Clin Infect Dis 2010; 50: 133-645)
記載内容は3.(2)1)を参照
<日本におけるガイドライン等>
1) JAID/JSC 感染症治療ガイド 2023、日本感染症学会・日本化学療法学会; 202335)
以下のように記載されている。
赤痢アメーバ腸炎による重症の腸炎又は肝膿瘍の小児患者に対して、メトロニダゾール
10 mg/kg(重症の場合は 15 mg/kg)の 1 日 3 回、7~10 日間静脈内投与が推奨される。
6.本邦での開発状況(経緯)及び使用実態について
(1)要望内容に係る本邦での開発状況(経緯)等について
国内開発なし。
(2)要望内容に係る本邦での臨床試験成績及び臨床使用実態について
5.(1)に記載したとおり、本邦での臨床試験成績の報告はないが、表 7 のとおり、要
望内容に係る本薬注射剤の国内症例報告がなされている。
表 7 要望内容に係る本薬注射剤の国内症例報告
文 献 番 対象疾患・患者 原因菌
治療内容及び MNZ の用法・用量 有効性
安全性
号.
腹膜炎、腹腔内膿瘍
36
虫 垂 炎 に 伴 う Bacteroides ovatus,
<治療内容>
8/11
例 肝機能障害が
穿孔性腹膜炎、 Streptococcus
MNZ
(73%)で 1 例に認めら
急性腹膜炎、胆 anginosus,
10/11 例で抗緑膿菌作用を有する 有効※15
れた。
管炎、縦郭内膿 Enterococcus avium,
セフェム系抗菌薬を併用
瘍
Escherichia coli,
<MNZ 用法・用量>
11 例[年齢中央 Pseudomonas
7.5 mg/kg(最大 500 mg)を 1 日
値 4 歳(1 カ月 aeruginosa,
3~4 回、20 分以上かけて点滴静
齢-13 歳)
]
Clostridium spp.,
注
Enterococcus faecalis,
Candida lusitaniae,
Proteus mirabilis
脳膿瘍
37
急性副鼻腔炎 Streptococcus
<治療内容>
軽快し、退 CTRX による
→硬膜下膿瘍 anginosus
group, CTRX→CTRX+デキサメタゾン 院
薬疹
10 歳
Bacteroidetes
→CTRX+免疫グロブリン+ス
capillosus
テ ロ イ ド パ ル ス 療 法
→MEPM→MNZ
+
TAZ/PIPC→CLDM
<MNZ 用法・用量>
2 g/日
38
急性副鼻腔炎 Fusobacterium
<治療内容>
改善
記載なし
→硬膜外膿瘍 nucleatum,
VCM+MEPM→穿頭、膿瘍吸引、
12 歳
Prevotella spp.
内視鏡下副鼻腔手術施行→CTX
+MNZ
<MNZ 用法・用量>
19