よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3 Whiskey&Co.株式会社取締役 佐藤大吾氏提出資料 (6 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi10/gijishidai10.html
出典情報 デジタル行財政改革会議(第10回 4/22)《内閣官房》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

5

ウイスキーづくりとトークン活用(まとめ)

蒸留所トークン

デットファイナンスで蒸留所建設、トークンファイナンスで蒸留所運営。

主な蒸留所トークン特典は「ウイスキーのネット購入権」。

投資家ではなく、ウイスキー愛好家にアプローチ。少々の値動きでは売却しない安定株主であり、ウイスキーの見込み客にもなる。

トークン活用ビジネスでは「トークン長期保有のための施策」が重要。

ウイスキーの世界的評価が高まると品薄になる。確実にウイスキーを購入するためにトークン購入が進み、トークン価格は向上。「経年優化」という特性を
持つウイスキーとトークンとの相性は最適。

トークン購入を通じて、地域ビジネスへの参画を促すことで関係人口も拡大(
株主人口)。

FCトークン

日本製バーボンスタイルウイスキーを造る蒸留所を様々な地域で建設し、連携。

蒸留所トークンとは別に「FCトークン」を発行。

FCトークンの主な特典は各蒸溜所発行トークンをお得に購入できること。

その他、自社商品の購入だけでなく、近隣の宿泊施設やレストランでも使えるようにすることで、相互送客が可能。地方創生の起点に。

サントリーは100年かけて「日本製スコッチスタイルウイスキー 」のブランドを構築。

日本がトリガーとなり、スコッチウイスキーが欧米から世界へ。今では台湾、インド、東南アジア、イスラエルなど世界へ拡大。特に中国は大規模投資を行
い、国産ウイスキー製造に着手。どんどん内需が進む。

ここ2年間のデータでは日本のウイスキー輸出はついに落ち始めたように見えるが、次の
100年に向けて、かつてのサントリーのように日本製バーボンス
タイルウイスキーを世界へという新たなチャレンジに取り組む各蒸溜所を日本政府も応援していただきたい。

ウイスキー熟成期間中は商品がなく、売上が立たない。この間のファイナンスとしてトークン発行は有効。

ご提案

FiNANCiEをはじめ、トークン発行のシステムと法整備はデジタル公共財。安価に幅広く普及させることで、スタートアップの資金調達手段にもなり、地域
への関係人口・株主人口の拡大につながる。