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○不妊治療の実態調査の結果について-16参考 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00093.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第478回  4/14)《厚生労働省》
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不妊治療の流れ(概略図)

中 医 協

総 - 2

3.1.13(改)

①男性不妊、②女性不妊、③原因が分からない機能性不妊に大別される。

検査

診察所見、精子の所見、画像検査や血液検査等を用いて診断する。

保険適用

男性不妊の治療

精管閉塞、先天性の形態異常、逆行性射精、造精機能障害など。
手術療法や薬物療法が行われる。

女性不妊の治療

子宮奇形や、感染症による卵管の癒着、子宮内膜症による癒着、ホルモン
の異常による排卵障害や無月経など。
手術療法や薬物療法が行われる。

原因の治療

機能性不妊や治療が奏功しないもの
人工授精(AIH)

保険適用外

夫婦間で行われる
人工授精など








精液を注入器で直接子宮に注入し、妊娠を図る。主に、夫側の精液の異常、性交
障害等の場合に用いられる。比較的、安価。

体外受精

体外で受精させ、妊娠を図る。採卵を伴うため、女性側の身体的負担が重い。主に、人工授精後
や女性不妊の場合に用いられる。

顕微授精

体外受精のうち、人工的に(卵子に注射針等で精子を注入するなど)受精させるもの。

男性に対する治療

顕微鏡下精巣内精子回収法(MD-TESE)。手術用顕微鏡を用いて精巣内より精子を回収する。
国費で助成(不妊に悩む方への特定治療支援事業の対象)

精子提供による
人工授精(AID)
卵子・胚提供
代理懐胎

配偶子又は胚の提供及びあっせんに関する規制等の在り方、配偶子の提供を伴う生殖補助医療を受けた
者、配偶子の提供者及び当該医療により出生した子に関する情報の保存、管理及び開示等の課題が存在
※「生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律」(令和2年法律第76号、
令和3年3月11日施行)に生殖補助医療の適切な提供等を確保するための事項等に係る検討規定が盛り込まれている。