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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021537.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第87回 5/12)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
5 月 12 日 第 87 回モニタリング会議のコメント
【コメント】
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、5 月 11 日時点で約 3,580 人/日、増加比は、前回の約 66%から今回は約
107%と、100%を上回った。今週の新規陽性者数は、ゴールデンウィーク期間中の休診による検査数の減少、
検査報告の遅延等の影響を受けた数値となっており、報告数の評価には注意が必要である。
イ)東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイトによると、5 月 10 日時点で、東京都の 3 回目ワク
チン接種状況は、全人口では 54.6%、12 歳以上では 60.2%、65 歳以上では 86.2%となった。
ウ)ワクチン接種による重症化の予防と死亡率低下の効果は、オミクロン株に対しても期待できる。また、ワク
チン接種者においては症状が遷延するリスクが低いとの報告があり、幅広い世代に対して 3 回目のワクチン
追加接種を強力に推進する必要がある。
エ)都内でも 5~11 歳のワクチン接種を実施している。小児においても中等症や重症例が確認されており、特
に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされてい
る。
オ)感染の機会をあらゆる場面で減らすとともに、換気を励行し、3 密(密閉・密集・密接)の回避、人と人と
① 新規陽性者数
の距離の確保、不織布マスクを隙間なく正しく着用すること、手洗いなどの手指衛生、環境の清拭・消毒(テ
ーブルやドアノブ等の消毒によるウイルスの除去等)等、ワクチン接種後も、基本的な感染防止対策を徹底
することが重要である。
①-2
今週の報告では、10 歳未満 12.5%、10 代 13.3%、20 代 22.5%、30 代 18.9%、40 代 15.5%、50 代 8.8%、
60 代 3.5%、70 代 2.5%、80 代 1.8%、90 歳以上 0.7%であった。
【コメント】
ア)新規陽性者数に占める割合は、20 代が 22.5%と最も高く、次いで 30 代が 18.9%となった。10 代以下の割
合は低下したものの、30 代までの若年層の割合は依然として高い値で推移している。これまでの感染状況で
は、若年層に感染が広がり、その後、中高年層に波及しており、引き続き警戒が必要である。保育園・幼稚園、
学校生活及び職場での感染防止対策の徹底が求められる。
イ)若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都民一人ひと
りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。
①-3
(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、前週(4 月 26 日から 5 月 2 日まで(以下「前週」という。)
-2-
グラフ
5 月 12 日 第 87 回モニタリング会議のコメント
【コメント】
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、5 月 11 日時点で約 3,580 人/日、増加比は、前回の約 66%から今回は約
107%と、100%を上回った。今週の新規陽性者数は、ゴールデンウィーク期間中の休診による検査数の減少、
検査報告の遅延等の影響を受けた数値となっており、報告数の評価には注意が必要である。
イ)東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイトによると、5 月 10 日時点で、東京都の 3 回目ワク
チン接種状況は、全人口では 54.6%、12 歳以上では 60.2%、65 歳以上では 86.2%となった。
ウ)ワクチン接種による重症化の予防と死亡率低下の効果は、オミクロン株に対しても期待できる。また、ワク
チン接種者においては症状が遷延するリスクが低いとの報告があり、幅広い世代に対して 3 回目のワクチン
追加接種を強力に推進する必要がある。
エ)都内でも 5~11 歳のワクチン接種を実施している。小児においても中等症や重症例が確認されており、特
に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされてい
る。
オ)感染の機会をあらゆる場面で減らすとともに、換気を励行し、3 密(密閉・密集・密接)の回避、人と人と
① 新規陽性者数
の距離の確保、不織布マスクを隙間なく正しく着用すること、手洗いなどの手指衛生、環境の清拭・消毒(テ
ーブルやドアノブ等の消毒によるウイルスの除去等)等、ワクチン接種後も、基本的な感染防止対策を徹底
することが重要である。
①-2
今週の報告では、10 歳未満 12.5%、10 代 13.3%、20 代 22.5%、30 代 18.9%、40 代 15.5%、50 代 8.8%、
60 代 3.5%、70 代 2.5%、80 代 1.8%、90 歳以上 0.7%であった。
【コメント】
ア)新規陽性者数に占める割合は、20 代が 22.5%と最も高く、次いで 30 代が 18.9%となった。10 代以下の割
合は低下したものの、30 代までの若年層の割合は依然として高い値で推移している。これまでの感染状況で
は、若年層に感染が広がり、その後、中高年層に波及しており、引き続き警戒が必要である。保育園・幼稚園、
学校生活及び職場での感染防止対策の徹底が求められる。
イ)若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都民一人ひと
りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。
①-3
(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、前週(4 月 26 日から 5 月 2 日まで(以下「前週」という。)
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