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資料2-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(告示番号旧17) (1 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22911.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第127回 1/13)《厚生労働省》 |
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先進医療B
評価委員
総括報告書に関する評価表(告示旧 17)
主担当:
藤原
副担当:
柴田
技術専門委員:
-
先 進 医 療 周術期カルペリチド静脈内投与による再発抑制療法
の名称
申 請 医 療 大阪大学医学部附属病院
機関
医療技術
の概要
非小細胞肺癌完全切除例に対する手術療法はすでに確立された治
療法であるが、根治術を施行できても約半数に再発を認めているの
が現状である。周術期に転移再発抑制を講じる治療法は未だ確立さ
れていない。本試験では、非小細胞肺がん患者を対象にカルペリチ
ド(ハンプ)を手術2時間以上前から72時間を目標に持続静脈内投与
を行うランダム化比較試験を行い、肺癌手術の術後再発抑制として
のハンプの有効性と安全性を検証する。
○主要評価項目:術後2年無再発生存期間
○副次評価項目:1)術後合併症発生率(有害事象)、2)肺癌特
異的術後2年無再発期間、3)術後5年無再発生存期間、4)全生存
期間、5)治療完遂割合
○目標症例数:500例 (登録症例数:335例)
○試験期間:2015年6月~2021年2月
医 療 技 術 ○安全性の評価結果:
の試験結
果
試験治療未実施 5 例を除く 330 例が安全性解析対象集団であった。
ハンプ投与群(A 群)165 例と手術単独群(B 群)165 例で、術後合併
症発生(率)は A 群 87 例(52.7%)、B 群 28 例(17%)に認められ
た。心血管合併症{A 群 11 例(6.7%)、B 群 6 例(3.6%)}、呼吸器
合併症の発生率{A 群 9 例(5.5%)、B 群 8 例(4.8%)}に大きな差
を認めず、その他の合併症{A 群 80 例(48.5%)、B 群 17 例(10.3%)}
は A 群で統計学的有意に多かった。A 群で生じたその他の合併症 80
例のうちハンプによる合併症は、69 例が血圧低下、5 例がその他であ
り、ハンプによる血圧低下が A 群における有害事象発生率に影響し
た。術後 30 日以内の重篤な有害事象として 23 例が報告され、独立安
評価委員
総括報告書に関する評価表(告示旧 17)
主担当:
藤原
副担当:
柴田
技術専門委員:
-
先 進 医 療 周術期カルペリチド静脈内投与による再発抑制療法
の名称
申 請 医 療 大阪大学医学部附属病院
機関
医療技術
の概要
非小細胞肺癌完全切除例に対する手術療法はすでに確立された治
療法であるが、根治術を施行できても約半数に再発を認めているの
が現状である。周術期に転移再発抑制を講じる治療法は未だ確立さ
れていない。本試験では、非小細胞肺がん患者を対象にカルペリチ
ド(ハンプ)を手術2時間以上前から72時間を目標に持続静脈内投与
を行うランダム化比較試験を行い、肺癌手術の術後再発抑制として
のハンプの有効性と安全性を検証する。
○主要評価項目:術後2年無再発生存期間
○副次評価項目:1)術後合併症発生率(有害事象)、2)肺癌特
異的術後2年無再発期間、3)術後5年無再発生存期間、4)全生存
期間、5)治療完遂割合
○目標症例数:500例 (登録症例数:335例)
○試験期間:2015年6月~2021年2月
医 療 技 術 ○安全性の評価結果:
の試験結
果
試験治療未実施 5 例を除く 330 例が安全性解析対象集団であった。
ハンプ投与群(A 群)165 例と手術単独群(B 群)165 例で、術後合併
症発生(率)は A 群 87 例(52.7%)、B 群 28 例(17%)に認められ
た。心血管合併症{A 群 11 例(6.7%)、B 群 6 例(3.6%)}、呼吸器
合併症の発生率{A 群 9 例(5.5%)、B 群 8 例(4.8%)}に大きな差
を認めず、その他の合併症{A 群 80 例(48.5%)、B 群 17 例(10.3%)}
は A 群で統計学的有意に多かった。A 群で生じたその他の合併症 80
例のうちハンプによる合併症は、69 例が血圧低下、5 例がその他であ
り、ハンプによる血圧低下が A 群における有害事象発生率に影響し
た。術後 30 日以内の重篤な有害事象として 23 例が報告され、独立安
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