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○費用対効果評価専門組織からの報告について-2 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00146.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第521回  5/18)《厚生労働省》
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(参考)カボメティクス錠の費用対効果評価案策定に係る主な検討事項
1.分析枠組みについて
A「根治切除不能又は転移性の腎細胞癌」

決定され
た分析枠
組み

対象とす

(a)一次治療(化学療法歴なし、IMDC 分類※1で中リスク及び高リスク)

る疾患

(b)二次治療以降(血管新生阻害薬治療後)

比較対照

(a)スニチニブ

技術

(b)エベロリムス及びアキシチニブ

その他

(a)イピリムマブ+ニボルマブ併用療法を比較対照技術としたシナリオ分析
(b)ニボルマブを比較対照技術としたシナリオ分析

※1 IMDC(International Metastatic Renal Cell Carcinoma Database Consortium)分類:転移性腎癌の予後予測分類
中リスク(1、2項目該当)
、高リスク(3項目以上該当)初診時から治療開始まで 1 年未満、Karnofsky performance
status <80%、貧血、補正カルシウム値上昇、好中球数増加、血小板数増加の各項目

B「がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌」
対象とす
る疾患
決定され

比較対照

た分析枠

技術

組み

(c)二次治療以降

(c)レゴラフェニブ
レゴラフェニブはソラフェニブ不耐の患者集団には使用されないが、ソラフェニブ

その他

不耐集団については構成割合として大きくないと考えられることなどから、ソラフ
ェニブの忍容性に基づいて患者集団を区分した分析は行わない。

2.分析枠組みに係る専門組織での主な検討事項
(ⅰ)がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞癌に係る主な論点


比較対照技術について

(専門組織の見解)
・ レゴラフェニブはソラフェニブ不耐の患者集団には使用されないが、ソラフェニブ不耐
集団については構成割合として大きくないと考えられることなどから、ソラフェニブ
の忍容性に基づいて患者集団を区分した分析は行わないことは妥当である。
(企業の不服意見)
・ なし
3.費用対効果評価結果案策定に係る専門組織での主な検討事項
(ⅰ)根治切除不能又は転移性の腎細胞癌に係る主な論点


対象集団(b)におけるアキシチニブとエベロリムスの効果について

(専門組織の見解)
・ 製造販売業者の基本分析では、カボザンチニブとアキシチニブを直接比較した臨床試
験が存在しないことから、アキシチニブの相対効果をネットワークメタアナリシスから

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