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参考資料6 母子健康手帳等に関する意見を聴く会の主な意見(令和3年12月) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25683.html |
出典情報 | 母子健康手帳、母子保健情報等に関する検討会(第1回 5/27)《厚生労働省》 |
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要があるため評価だけでなく支えていく母子健康手帳になるとよい、障害のある
子ども達は月数と合わない発達になってくるため日付や月齢を記入できるとよ
い、親自身にハンディキャップがある場合には支援者が記入することも想定して
おくことが必要であるといった意見があった。
・ 入院履歴、治療履歴や相談窓口等の情報の記載等、少数派にも思いを寄せる手帳
にしてほしいという意見があった。
2.乳幼児健診等、その他今後の母子保健に関する事項
1)乳幼児健診について
①健診の実施方法について
・ 個別健診にすると保健師の労力は少なくなるが、別途会おうと思うと時間も労力
もかかるといった意見があった。また、コロナ禍のため1回あたりの健診受診者
数を減らして実施しているため手間がかかっているといった意見もあった。
・ 乳幼児健康診査や出産前の両親学級等は、出産予定日や子どもの誕生月ごとで実
施するのではなく、多少誕生月がずれた場合でも同じ学区の人が集められるよう
にすると顔見知りになるきっかけとなり安心感があるという意見や、相談できる
者等との出会いを求めている参加者も多いといった意見があった。
②心理社会的な対応について
・ 難病のこども支援全国ネットワークによる調査では、「障害児と健常児と日時を
分けるなどの配慮があるとよい」「個別健診にしてほしい」「保健師に病気や障害
の理解を深めてほしい」「予防接種の案内を細やかにしてほしい」「母親の気持ち
に寄り添ってほしい」等の母親の不安を取り除く乳幼児健診にしてほしいという
意見があった。(第4回資料6)
・ 乳幼児健診では、対象児に限らず兄弟姉妹や親自身への支援が必要なケースや長
期間にわたり支援が必要なケースが増えていることを踏まえ、対象児の健診だけ
ではなく家庭支援を実施することが重要との意見があった。
2)妊産婦健診や産後ケア等について
・ 妊婦健診や両親学級等において妊娠中に育児について事前に知識をつけることが
産後の育児において重要であり、育児に関する情報を積極的に提供することが重
要ではないかという意見があった。
・ 母親学級や両親学級等について、就労者の土日に実施して欲しいというニーズか
ら土日に対応を行うことや、コロナ禍ためオンラインでも実施する等、柔軟な対
応が必要であるという意見があった。また、就労者が母親学級や両親学級に参加
しやすいよう配慮が必要という意見があった。
・ 親が外国人の出生数は日本においては約4%、25 人に1人の割合であり、国籍も
多様化しているため、親子が母語で心を通わせて楽しく子育てができるようにサ
ポートすることが必要であり、母子健康手帳の配布時、公的機関や民間機関を併
せて子育て支援情報を提供するとともに、親子の居場所となり得る場所を多言語
あるいはやさしい日本語で案内することが大切であるという意見があった。
・ 性暴力被害者や出産に迷う方に対して、産むかどうかを含め情報検索でき、支援
等にアクセスしやすくなるようなプラットフォームがあると良いという意見があ
った。
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子ども達は月数と合わない発達になってくるため日付や月齢を記入できるとよ
い、親自身にハンディキャップがある場合には支援者が記入することも想定して
おくことが必要であるといった意見があった。
・ 入院履歴、治療履歴や相談窓口等の情報の記載等、少数派にも思いを寄せる手帳
にしてほしいという意見があった。
2.乳幼児健診等、その他今後の母子保健に関する事項
1)乳幼児健診について
①健診の実施方法について
・ 個別健診にすると保健師の労力は少なくなるが、別途会おうと思うと時間も労力
もかかるといった意見があった。また、コロナ禍のため1回あたりの健診受診者
数を減らして実施しているため手間がかかっているといった意見もあった。
・ 乳幼児健康診査や出産前の両親学級等は、出産予定日や子どもの誕生月ごとで実
施するのではなく、多少誕生月がずれた場合でも同じ学区の人が集められるよう
にすると顔見知りになるきっかけとなり安心感があるという意見や、相談できる
者等との出会いを求めている参加者も多いといった意見があった。
②心理社会的な対応について
・ 難病のこども支援全国ネットワークによる調査では、「障害児と健常児と日時を
分けるなどの配慮があるとよい」「個別健診にしてほしい」「保健師に病気や障害
の理解を深めてほしい」「予防接種の案内を細やかにしてほしい」「母親の気持ち
に寄り添ってほしい」等の母親の不安を取り除く乳幼児健診にしてほしいという
意見があった。(第4回資料6)
・ 乳幼児健診では、対象児に限らず兄弟姉妹や親自身への支援が必要なケースや長
期間にわたり支援が必要なケースが増えていることを踏まえ、対象児の健診だけ
ではなく家庭支援を実施することが重要との意見があった。
2)妊産婦健診や産後ケア等について
・ 妊婦健診や両親学級等において妊娠中に育児について事前に知識をつけることが
産後の育児において重要であり、育児に関する情報を積極的に提供することが重
要ではないかという意見があった。
・ 母親学級や両親学級等について、就労者の土日に実施して欲しいというニーズか
ら土日に対応を行うことや、コロナ禍ためオンラインでも実施する等、柔軟な対
応が必要であるという意見があった。また、就労者が母親学級や両親学級に参加
しやすいよう配慮が必要という意見があった。
・ 親が外国人の出生数は日本においては約4%、25 人に1人の割合であり、国籍も
多様化しているため、親子が母語で心を通わせて楽しく子育てができるようにサ
ポートすることが必要であり、母子健康手帳の配布時、公的機関や民間機関を併
せて子育て支援情報を提供するとともに、親子の居場所となり得る場所を多言語
あるいはやさしい日本語で案内することが大切であるという意見があった。
・ 性暴力被害者や出産に迷う方に対して、産むかどうかを含め情報検索でき、支援
等にアクセスしやすくなるようなプラットフォームがあると良いという意見があ
った。
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