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参考資料2-1 質問項目についてご議論頂きたい主な論点 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25962.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 健康増進に係る科学的な知見を踏まえた技術的事項に関するワーキング・グループ(第2回 5/31)《厚生労働省》
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飲酒に関する質問項目について②(案)
飲酒によるリスクが高い者と禁酒者数の推計


2019年度の特定健診の受診者(約2,990万人)のうち、約120万人の特定保健指導終了者については、
特定保健指導において飲酒に関する詳細情報を収集し、リスクを評価されていると考えられる。



一方で、特定保健指導の対象とならなかった者等(約2,870万人)について、飲酒による健康影響のリスク
を推計したところ、約780万人は現行の質問項目の選択肢では、飲酒によるリスクの評価が困難であった。



また、「ほとんど飲まない」に該当した者(約1,460万人)に含まれる禁酒者を区別することも難しい。

19 飲酒日の1日当たりの飲酒量
男性
②1~2合 ③2~3合
①1合未満
④3合以上
未満
未満
リスクなし
リスクあり
①毎日
約280万人
約220万人
リスクの評価が困難
18
②時々
約480万人
お酒を飲
む頻度 ③ほとんど飲
リスクなし
まない(飲
※禁酒者(リスクあり)を含む
めない)
約590万人

論点


19 飲酒日の1日当たりの飲酒量
女性
②1~2合 ③2~3合
①1合未満
④3合以上
未満
未満
リスクなし
リスクあり
①毎日
約40万人
約90万人
リスクの評価が困難
18
②時々
約300万人
お酒を飲
む頻度 ③ほとんど飲
リスクなし
まない(飲
※禁酒者(リスクあり)を含む
めない)
約870万人

(2019年度特定健診及び国民生活基礎調査の40歳~74歳の者のデータを用いて推計)

飲酒によるリスクの評価が困難な群について、リスク評価を可能とすることにより、リスクのある健診受診者
に対して、飲酒に係る注意喚起を行うことができるようになるのではないか。



「禁酒者」を「リスクなし」の群から区別することにより、生活習慣病や健康障害に係るリスクの評価や、必
要に応じて適切な助言を行うことができるようになるのではないか。

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