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資料3-8 舘田先生提出資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第87回 6/8)《厚生労働省》
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表1. “効果的かつ負担の少ない”医療・介護場面における感染対策
感染対策の項目

“効果的かつ負担の少ない”医療・介護場面における感染対策 に向けた変更の方向性

・基本的感染対策

・接触‐飛沫‐エアロゾル感染対策+空間の分離が基本。 接触感染対策は最小限かつ効果的に

・接触感染対策

・過剰な環境消毒の中止
(頻回の環境消毒、抗菌コート、エレベーターのボタンカバーなど)

・PPEの使用

・直接接触のリスクが少ない場合(問診、診察、検温など)にはガウンは不要
(移乗介助、身体リハ、むせこみ食事介助、おむつ交換などの場合はガウン着用を考慮)

・陽性者の管理場所

・陽性者同士の大部屋管理も可。コロナ専用病棟ではない通常の病棟でも、個室あるいはコホーティング
(陽性者同士の大部屋)で対応可 (患者間距離、換気、物理的遮断に配慮)

・ゾーン設置による対応

・インフルエンザ流行時と同様、部屋単位で部屋内(患者ゾーン:レッド)、ドアの周囲(中間ゾーン:イエロー)など
として対応 (病棟全体のゾーニングは基本的には不要)(図1参照)

・面会希望への対応

・高齢者施設: マスク着用、短時間・少人数、一定の距離をとって面会可

・医療機関: 個々の患者の状況等を考慮して面会を受け入れ
(例えば新生児・小児、出産立ち会い、看取りなど、家族や関係者の面会の必要性・重要性が高い場面から受け入れ)
・面会時の基本的な感染対策(体調確認・マスク・手指消毒等)に加えて、面会場所の工夫(換気・距離・大部屋は避ける)
や人数・時間制限などにより院内感染のリスクを低減
・外来患者への対応

・インフルエンザ流行時に準じた対応
(空間的/時間的隔離、換気、マスク、優先診察などによる対応)