（別紙１）
※令和４年度調査
（１）在宅医療、在宅歯科医療、在宅訪問薬剤管理及び訪問看護の実施状況調査（案）

１． 調査の目的
令和４年度診療報酬改定において、質の高い在宅医療、在宅歯科医療、在宅訪問薬剤
管理及び訪問看護を確保する観点から、在宅医療については外来在宅共同指導料の新設
等、在宅歯科医療については、歯科訪問診療料の評価の見直し等、在宅訪問薬剤管理に
ついては、在宅患者医療用麻薬持続注射療法加算の新設等、訪問看護については、専門
性の高い看護師による訪問看護の評価の推進等を行った。
これらを踏まえ、本調査では、改定に係る影響や、在宅医療、在宅歯科医療、在宅訪問
薬剤管理及び訪問看護を実施している保険医療機関等の訪問の実施状況、患者に行われて
いる医療内容、介護関係者との連携状況等について調査・検証を行う。
２．検証のポイント
以下について検証を行う。
・在宅療養支援診療所及び在宅療養支援病院による地域における連携状況等
・外来から在宅への切れ目のない在宅医療の実施状況等
・小児の在宅医療の実施状況等
・歯科訪問診療の実施状況等
・歯科訪問診療における他の医療機関（医科、歯科）、介護保険施設等との連携状況等
・薬局における訪問薬剤管理指導の実施状況、医療機関等との連携状況等
・医療機関における訪問看護の実施状況や関係機関との連携状況等
・訪問看護ステーションにおけるターミナルケアや医療的ケアが必要な患者への訪問看
護の実施状況、医療機関や関係機関との連携状況、専門性の高い看護師による訪問看護
の実施状況、等
・看取り期の患者や緩和ケアを受ける患者等について、医療関係者と介護関係者との連携
や制度利用にあたっての円滑移行等
３．調査客体
・在宅療養支援診療所、在宅療養支援病院、在宅時医学総合管理料、訪問看護・指導体制
充実加算等の届出を行っている医療機関及び患者
・在宅療養支援歯科診療所、歯科医療機関（在宅療養支援歯科診療所以外）及び患者
・在宅患者調剤加算の届出を行っている薬局及び患者
・訪問看護ステーション及び利用者
４．主な調査事項
・在宅医療、訪問看護の実施状況、対象患者の状態、居住形態、診療・看護の所要時間等
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