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外来(その4)について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00129.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第506回 12/17)《厚生労働省》
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医政局資料

小児患者に対し、その症状に応じた対応が可能な体制について
背景・現状
〇 小児医療の体制については、これまで、小児救急医療のみならず地域での一般の小児医療との連携も視野に入れながら、
その体制を構築することとしており、「少子化社会対策大綱」(平成27年)や「ニッポン一億総活躍プラン」(平成28年)において
も、継続的に小児医療の充実に取り組んでいる。

○ なお、小児医療の体制構築については、日本小児科学会の取組み※も参考にすることとしている。
※ 「我が国の小児医療提供体制の構想」、「中核病院小児科・地域小児科センター登録事業」等。

○ また、これまで、「小児科・産科における医療資源の集約化・重点化の推進について」(平成17年12月22日付け4局長連名通
知)により医療資源の集約化・重点化を推進してきており、小児科を標榜している病院数は減少しているが、病院に勤務する小
児科医師数は増加傾向にあり、各都道府県における実情を踏まえながら、集約化・重点化が進められているところである。
小児医療の体制構築に係る指針*(抜粋)
第2 医療体制の構築に必要な事項 2 医療機関とその連携
(前略) 小児の医療体制に求められる医療機能を下記(1)から(4)に示す。都道府県は、各医療機能の内容について、地域の実情に応じて柔軟に設定する。
(1) 健康相談等の支援の機能【相談支援等】
(2) 一般小児医療
地域において、日常的な小児医療を実施する。
① 一般小児医療(初期小児救急医療を除く。)を担う機能 【一般小児医療】
② 初期小児救急医療を担う機能
【初期小児救急】
③ 小児医療過疎地域の一般小児医療を担う機能
【小児地域支援病院】
(3) 小児地域医療センター
小児医療圏において中心的に小児医療を実施する。
① 小児専門医療を担う機能
【小児専門医療】
② 入院を要する救急医療を担う機能
【入院小児救急】
(4) 小児中核病院
三次医療圏において中核的な小児医療を実施する。
① 高度な小児専門医療を担う機能
【高度小児専門医療】
② 小児の救命救急医療を担う機能
【小児救命救急医療】
第3 構築の具体的な手順 2 医療機能の明確化及び圏域の設定に関する検討
(1) 都道府県は、小児医療体制を構築するに当たって、(中略)、前期「1 現状の把握」で収集した情報を分析し、一般小児医療、小児地域支援病院、小児地域医
療センター、小児中核病院といった各種機能を明確にして、圏域を設定する。
第3 構築の具体的な手順 3 連携の検討
(4) 医療計画には、原則として各医療機能を担う医療機関の名称を記載する。なお、地域によっては、医療資源の制約等によりひとつの医療機関が複数の機能を
担うこともある。
※「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制について」(平成29年7月31日付け医政地発0731第1号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知)の別紙「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制構築に係る指針」より抜粋

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