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○先進医療技術の科学的評価等について資料 先-3-3 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00016.html
出典情報 先進医療会議(第81回 7/7)《厚生労働省》
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事前評価結果の概要は以下の通り。

・ すでに一部の疾患で保険導入されており、技術的にも成熟している。また、他疾
病・病態においても有効性・安全性については全国症例登録データ等から一定程度
は示されてきているのではないか。
・ その一方で、統一治療方針における臨床成績については、患者背景等を踏まえた
詳細な解析がなく、既存治療の成績との比較が困難である。他のエビデンスについ
ても、既存治療との比較という観点からは有効性・安全性が明確となっているとは
言い難い。
・ 症例集積の継続とデータの詳細な解析による既存治療との比較等を行い、保険導
入の可否判断に資するエビデンスの構築にむけた取組が引き続き必要ではないか。

3.粒子線治療に対する評価について(案)


粒子線治療については、上記の事前評価の結果等を踏まえ、以下のとおりとしては
どうか。
1)各疾患に対する科学的根拠について
・ 現在先進医療として行われている疾患については、一定の成績はあるものの、
現時点における科学的根拠は十分ではなく、先進医療を継続したうえで更なるエ
ビデンスを集積することが望ましいと判断してはどうか。
2)今後の先進医療における対応について
① これまで通り、既存治療との比較や各疾患の診療ガイドラインでの位置づけの
明確化を行う観点から、今後も症例集積を進めるとともに、集積されたデータの
解析や論文化を学会に引き続き促してはどうか。
② 今後の有効性・安全性に係るエビデンス構築に向けて、追加で対応すべき点等
についてご審議いただきたい。

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