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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021904.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第95回 7/28)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

7 月 28 日 第 95 回モニタリング会議のコメント
痛、倦怠感等の症状がある場合は、かかりつけ医、発熱相談センター又は診療・検査医療機関に電話相談し、
特に、症状が重い場合や、急変時には速やかに医療機関を受診する必要がある。



⑤ 救急医療の東京
ルールの適用件数

⑥-1

東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 249.7 件/日から 7 月 27 日時点で 292.7 件/日に増加した。
【コメント】
ア)救急要請件数が高い値のまま推移しており、東京ルールの適用件数の 7 日間平均も、7 月 24 日に 309.7 件/
日と過去最高値を上回った。爆発的な感染拡大に伴い、東京ルールの適用件数が急増している。
イ)救急搬送においては、医療機関への収容依頼に対し、救急用の病床が満床であることによる受入不能回答が
多く、搬送先決定までに著しく時間を要している。そのため、救急車が患者を搬送するための現場到着から病
院到着までの活動時間は延伸し、出動率が高い状態が続いている。これに対し、非常用救急隊を増隊して対応
しているが、通報から現場到着まで時間がかかる状況が常態化している。
(1) 7 月 27 日時点の入院患者数は、前回の 3,142 人から、3,725 人に増加した。

(2) 今週新たに入院した患者は、前週の 1,982 人から 2,398 人に増加した。また、入院率は 1.3%(2,398 人/今週
の新規陽性者 180,119 人)であった。
(3) 7 月 27 日時点で稼働病床数は 6,539 床、稼働病床数に対する病床使用率は 57.0%となっている。都は、軽症・
中等症用の病床確保レベルを、レベル 1(5,047 床)からレベル 2(6,944 床)へ引き上げることを各医療機関
に要請した(通常医療との両立を図るため、重症者用病床はレベル 1(420 床)を維持。)。
【コメント】
ア)入院患者数は、6 週間連続で増加し続けている。医療機関は工夫して一般病床を新型コロナウイルス感染症

⑥ 入院患者数

患者のための病床に転用しているが、医療従事者が陽性又は濃厚接触者となり、就業制限を受けることで、人
員を充分に配置できなくなっている。医療機関への負荷が増大している。
イ)入院調整本部への調整依頼件数は、7 月 27 日時点で 884 件となった。高齢者や併存症を有する者など入院
調整ができない事例が多数発生し、翌日以降の調整を余儀なくされている。入院調整本部では、重症度別の入
院調整班や、転退院、保健所、往診等の支援班を設置し、中和抗体薬等の担当とも連携して対応している。
⑥-2

7 月 27 日時点で、入院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 28%を占め、次いで 70 代が約 19%で
あった。
【コメント】
-8-