ワクチン接種に係る人材確保に関するこれまでの取組
 新型コロナワクチン接種は、通常の定期接種と異なり、大規模な接種を長期間行うことになることか
ら、円滑に接種を実施するためには、接種に係る医療従事者を十分に確保することが必要。
 医療従事者の確保に向けて、これまで以下のような取組を実施。

医師の確保について
 菅総理から日本医師会長に対し、自治体のワクチン接種体制の構築について地区医師会レベルでの協力を依頼。
 厚労省から医療関係団体に対し、自治体の接種体制構築について、地区関係団体レベルでの協力を依頼。
 都道府県医師会理事の会議等において、厚労省からワクチン接種事業について説明するとともに、自治体のワクチン
接種体制の構築について協力を依頼。

看護職員の確保について
 都道府県ナースセンターにおいて、潜在看護師と、各自治体の看護師等の求人ニーズについて、積極的なマッチン
グ支援を実施。
 民間職業紹介事業者を活用し、直接雇用によりワクチン接種会場において看護師等を確保する方法も効果的である
旨を自治体に周知。
 ワクチン接種会場について、看護師及び准看護師の労働者派遣を可能とした。

その他接種に係る人材の確保について
 日本薬剤師会に対して、薬液充填作業等、接種体制の構築に向けた協力を依頼。
 日本歯科医師会に対して、接種後の状態観察等、接種体制の構築に向けた協力を依頼。

5