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団体提出資料9 日本病院会提出資料 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27536.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会(第11回  8/24)《厚生労働省》
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介護分野の文書に係る負担軽減について
一般社団法人 日本病院会

1.介護保険主治医意見書について
【主治医意見書に対する医師の負担軽減について】
1) 介護保険主治医意見書提出依頼書が届いてから、提出締切まで1週間しかないことがある。
締切までの期間を長くしていただけると、医師の負担軽減になる。
2)医師だけの記載となると医師の負担が大きくなるため、主治医意見書の項目によっては、
医師以外の職種による記載を認めていただければ、タスクシフトによる医師の負担軽減に
なる。例えば、
「身体の状態について」の項目であれば、看護師又はセラピストによる記載
でも良いというようになれば、医師の負担軽減になると考える。
【主治医意見書のオンライン請求導入(ICT等活用)

1)介護保険主治医意見書の請求は、国保連合会まで提出に行く必要がある。オンライン請求
にしていただけると、事務の負担軽減になる。
【主治医意見書の標準化、簡素化等について】
1)主治医意見書が市町村によって書式が若干異なるため統一化、標準化が望まれる。
2)主治医意見書の記載内容につき、他院での受診状況や日常生活での状況等通常病院での外
来診察では把握できていない(カルテ記載の無い)質問内容が多く、記載に困ることが多
い。主治医意見書の内容は細かく、普段の診察のみでは把握できない内容もある。また、
主治医に求める内容と訪問看護や家族等から得る情報の部分を分けていただきたい。
3)主治医意見書の依頼が自治体により異なるため、可能であれば、受付時に聞き取りをする
ために”郵送”ではなく、”持参”としていただきたい。
4)主治医意見書内に日常生活動作を問う項があるが、外来患者の場合は状況を把握しづらい
ため、介護認定調査も入ることから簡素化していただきたい。
5)介護保険主治医意見書における第 2 号被保険者の病名(特に「がん末期」
)の選択化につい
て、40 歳以上 65 歳未満の患者が介護保険を申請する際には 16 疾病に該当する必要があ
り、医師が介護意見書内に当該病名を記載するが、がん患者の場合は「終末期」の記載が
必要となり、書き慣れていないと終末期記載が抜けてしまい問い合わせが都度入ることが
多く、業務簡素化の視点から、特定疾病 16 疾患は選択式などに書式を改めていただきた
い。

2.介護保険事業者の変更届について
1)現行は下記変更内容について随時変更届(10 日以内)を提出しているが、すべて随時必要
ではないと思われる。(職員数の増減など)
2)下記の変更届等について電子化による事務負担軽減を図ることを提案する。