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新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第33週(8月15日-8月21日、8月23日現在) (4 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第33週(8月15日-8月21日、8月23日現在)(8/29)《国立感染症研究所》
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1. 全国の状況
国内では、厚生労働省により公表されている、各自治体がプレスリリースしている個別の症例数(再陽
性例を含む)を積み上げた情報によると、2022 年 8 月 23 日 0 時現在、新型コロナウイルス感染症
の症例報告数は 16,891,439 例、死亡者数は 37,269 例と報告されている。第 33 週は新規症例報
告数 1,532,111、死亡者数 1,852 であり、前週と比較して新規症例報告数は 217,984 人増加、死
亡者数は 359 人増加した。

1.1. 全国の新規症例報告数
図1:全国の流行曲線: (A)公表日別(全期間)、(B)診断週・公表週別(2021 年 8 月 23 日~2022
年 8 月 22 日)。
(A)

(B)

出典:HER-SYS、厚生労働省 (https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html)(8 月 23 日現在)

注)発症日から受診、検査、診断、報告(入力)までの時間により、直近の報告数は過小評価される傾向がある。診断日ベースは、
発症日ベースの流行曲線よりこの時間差を短縮出来るため、直近の状況を評価したい場合には、有用である(発症日ベースと
比べて、この過小評価の影響をより受けにくい。また、診断日は、発症日より、欠如割合が通常低い)。一方、発症日は、(有症状
の)新規発生の時期を示すため、罹患の発生動向の評価には有用であり、バッチ検査や入力等のバイアスを抑えられる(少し過
去の状況を評価したい場合には、有用である)。

直近の週の新規陽性者数は、前週より、HER-SYS、自治体公表ベースともに、増加した。また、有症状
に限定した場合でも増加を認めた。新規症例報告数に占める無症状症例の割合は、第4週以降は約
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