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資料1-1 リオシグアトとHIVプロテアーゼ阻害剤の併用に関する「使用上の注意」の改訂について (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27607.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第10回) |
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令和4年8月 30 日
令和4年度第 10 回 医薬品等安全対策部会安全対策調査会
資料1-1
リオシグアトとHIVプロテアーゼ阻害剤の併用に関する
「使用上の注意」の改訂について
1.品目概要
[ 一 般 名 ]
[ 販 売 名 ]
[承認取得者]
[効能・効果]
①
リオシグアト
②
リトナビル
③
ロピナビル・リトナビル
④
アタザナビル硫酸塩
①
アデムパス錠 0.5mg、同錠 1.0mg、同錠 2.5mg
②
ノービア錠 100mg
③
カレトラ配合錠、同配合内用液
④
レイアタッツカプセル 150mg、同カプセル 200mg
①
バイエル薬品株式会社
②③
アッヴィ合同会社
④
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
①
外科的治療不適応又は外科的治療後に残存・再発した
慢性血栓塞栓性肺高血圧症、肺動脈性肺高血圧症
②③
HIV感染症
④
HIV-1感染症
(②~④は、ヒト免疫不全ウイルス(以下「HIV」という。)プロテアーゼ阻害剤)
2.経緯
○ リオシグアトについて、初回審査時にHIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ア
タザナビル等)と併用した場合の薬物動態試験成績は得られていなかったものの、
以下の理由により併用は禁忌とされている。
・
リオシグアトは主にCYP1A1、CYP2C8、CYP2J2及びCYP3
Aにより代謝され、P糖タンパク(以下「P-gp」という。)及びbreast
cancer resistance protein(以下「BCRP」という。)の基質であること。
・
リオシグアトと複数のCYP分子種、P-gp及びBCRPに対する阻害薬で
あるケトコナゾールとの薬物相互作用試験の結果、ケトコナゾール非併用時に対
する併用時のリオシグアトの曝露量が約2.5倍増加したことから、同様に、複数の
CYP分子種、P-gp及びBCRPを阻害するHIVプロテアーゼ阻害剤と併
令和4年度第 10 回 医薬品等安全対策部会安全対策調査会
資料1-1
リオシグアトとHIVプロテアーゼ阻害剤の併用に関する
「使用上の注意」の改訂について
1.品目概要
[ 一 般 名 ]
[ 販 売 名 ]
[承認取得者]
[効能・効果]
①
リオシグアト
②
リトナビル
③
ロピナビル・リトナビル
④
アタザナビル硫酸塩
①
アデムパス錠 0.5mg、同錠 1.0mg、同錠 2.5mg
②
ノービア錠 100mg
③
カレトラ配合錠、同配合内用液
④
レイアタッツカプセル 150mg、同カプセル 200mg
①
バイエル薬品株式会社
②③
アッヴィ合同会社
④
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
①
外科的治療不適応又は外科的治療後に残存・再発した
慢性血栓塞栓性肺高血圧症、肺動脈性肺高血圧症
②③
HIV感染症
④
HIV-1感染症
(②~④は、ヒト免疫不全ウイルス(以下「HIV」という。)プロテアーゼ阻害剤)
2.経緯
○ リオシグアトについて、初回審査時にHIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ア
タザナビル等)と併用した場合の薬物動態試験成績は得られていなかったものの、
以下の理由により併用は禁忌とされている。
・
リオシグアトは主にCYP1A1、CYP2C8、CYP2J2及びCYP3
Aにより代謝され、P糖タンパク(以下「P-gp」という。)及びbreast
cancer resistance protein(以下「BCRP」という。)の基質であること。
・
リオシグアトと複数のCYP分子種、P-gp及びBCRPに対する阻害薬で
あるケトコナゾールとの薬物相互作用試験の結果、ケトコナゾール非併用時に対
する併用時のリオシグアトの曝露量が約2.5倍増加したことから、同様に、複数の
CYP分子種、P-gp及びBCRPを阻害するHIVプロテアーゼ阻害剤と併