よむ、つかう、まなぶ。
資料1-1 リオシグアトとHIVプロテアーゼ阻害剤の併用に関する「使用上の注意」の改訂について (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27607.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第10回) |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
用した場合においても、リオシグアトの曝露量増加が起こる可能性があると考え
られたこと。
○
今般、リオシグアトの承認取得者より、リオシグアトとHIVプロテアーゼ阻害
剤を含む抗HIV薬との薬物動態学的相互作用を検討した臨床試験及び抗HIV薬
のCYP分子種に対する阻害作用を検討したin vitro試験の結果が提出された。
○
上記を踏まえて、当該注意喚起についての見直しを検討することとした。
3.調査結果
提出された薬物相互作用試験(製造販売後臨床試験)及びin vitro試験等の結
○
果、有害事象症例報告、関連する公表文献、ガイドラインの記載状況、海外添付文
書の記載状況等を調査した。(資料1-2)
○
以下の点から、相互作用によるリオシグアトの曝露量増加に伴う低血圧等のリス
ク最小化策(リオシグアトについて通常の開始用量より低用量からの開始も考慮す
る等)がなされることを前提に、リオシグアトとHIVプロテアーゼ阻害剤の併用
禁忌を解除することは可能と判断した。
・
リオシグアト単独投与と比較して、HIVプロテアーゼ阻害剤併用時のリオシ
グアトの曝露量は1.3倍程度増加したものの、リオシグアトは低用量から開始して
患者の状態に応じて用量調整する薬剤であることから、通常の開始用量より低用
量から開始することにより安全域の確保が可能であること(資料1-2、3~5
ページ)。
・
海外の添付文書において、リオシグアトとHIVプロテアーゼ阻害剤は併用禁
忌とされておらず(資料1-2、8~9ページ)、有害事象報告、公表文献等に
おいても併用に関して臨床上の特段の懸念がある内容は確認できなかったこと
(資料1-2、7~8ページ)。
・
リオシグアトと抗HIV薬との薬物相互作用試験において、併用時の安全性に
特段の問題は認められていないこと(資料1-2、6~7ページ)。
4.対応方針
上記の調査結果を踏まえ、以下の改訂を行ってはどうか(資料1-2、27~35ペー
られたこと。
○
今般、リオシグアトの承認取得者より、リオシグアトとHIVプロテアーゼ阻害
剤を含む抗HIV薬との薬物動態学的相互作用を検討した臨床試験及び抗HIV薬
のCYP分子種に対する阻害作用を検討したin vitro試験の結果が提出された。
○
上記を踏まえて、当該注意喚起についての見直しを検討することとした。
3.調査結果
提出された薬物相互作用試験(製造販売後臨床試験)及びin vitro試験等の結
○
果、有害事象症例報告、関連する公表文献、ガイドラインの記載状況、海外添付文
書の記載状況等を調査した。(資料1-2)
○
以下の点から、相互作用によるリオシグアトの曝露量増加に伴う低血圧等のリス
ク最小化策(リオシグアトについて通常の開始用量より低用量からの開始も考慮す
る等)がなされることを前提に、リオシグアトとHIVプロテアーゼ阻害剤の併用
禁忌を解除することは可能と判断した。
・
リオシグアト単独投与と比較して、HIVプロテアーゼ阻害剤併用時のリオシ
グアトの曝露量は1.3倍程度増加したものの、リオシグアトは低用量から開始して
患者の状態に応じて用量調整する薬剤であることから、通常の開始用量より低用
量から開始することにより安全域の確保が可能であること(資料1-2、3~5
ページ)。
・
海外の添付文書において、リオシグアトとHIVプロテアーゼ阻害剤は併用禁
忌とされておらず(資料1-2、8~9ページ)、有害事象報告、公表文献等に
おいても併用に関して臨床上の特段の懸念がある内容は確認できなかったこと
(資料1-2、7~8ページ)。
・
リオシグアトと抗HIV薬との薬物相互作用試験において、併用時の安全性に
特段の問題は認められていないこと(資料1-2、6~7ページ)。
4.対応方針
上記の調査結果を踏まえ、以下の改訂を行ってはどうか(資料1-2、27~35ペー