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資料9 山口参考人提出資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27784.html
出典情報 がん対策推進協議会(第80回 9/5)《厚生労働省》
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4.基盤整備
(2)人材育成: がん医療全般に必要な人材の包括的な議論が十分
ではなかった。

【基本計画・中間評価において改善を要する点】
1. 基本計画の各項目での「取り組むべき施策」において、「・・を検討
する」、「・・を推進する」、「・・を充実させる」、「・・の対策を講ずる」と
いう記載が多い。「個別目標」が記載され、達成時期、数値目標な
どが明確にされている場合もあるが、「個別目標」のまとめ方が不
適切であったり、漠然とした記載に止まっている項目もあり評価が
困難であった。正しい評価には「個別目標」の充実が必要。
2. 上記の事情で、基本計画策定後に評価項目を定めざるを得なかっ
たが、結果的に評価困難な項目が散見された(例:難治がん、高齢
者がんなど)。基本計画策定時に、項目評価を意識して記載し、そ
れに応じた評価項目を明確にしておくことが望ましい。
3. 正しい評価のため、当該項目について、基本計画実施前の実態、
数値が存在することを確認し、また、計画開始後の一定期間で、中
間評価前に実態、数値の変化を調査することが望ましい。
4. 基本計画のボリューム、77頁が多すぎる。中間評価報告書も同様。
簡潔明瞭を心がければ1/2~2/3に圧縮できると思う。

【第4期基本計画で取り上げることが望ましい事項】
1. 中間評価において、第3期基本計画の達成状況が不十分と判断さ
れた項目を重視。
2. 「がん医療の均てん」とともに「がん情報の均てん」への進化。
3. 高齢者がん医療や難治がん治療に関する項目。
4. がん医療全般の評価に「質の評価」を加えること。
5. がん診療連携拠点病院、小児がん拠点病院、がんゲノム医療中核
拠点病院の指定要件が8月通知された。その他の部会の議論も終
了する。その内容を計画に取り入れ、整合性を保つことが必要。
(以上)
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