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別紙1○【先進医療会議】新規技術(9月受理分)の先進医療A又は先進医療Bへの振り分けについて(案) (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00050.html |
出典情報 | 先進医療会議(第114回先進医療会議、第138回先進医療技術審査部会 9/8)《厚生労働省》 |
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別紙1-1
様式第5号
先進医療の内容 (概要)
先進医療の名称:マイクロ流体技術を用いた精子選別
適応症:体外受精および顕微授精を受ける不妊症患者
内容:
(先進性)
これまで受精後の胚質や胚発生、及び生児獲得には主に卵子に起因するとされてきたが、近年精
子の関与も報告されており、その要因の一つとして精子 DNA の損傷が注目されている。DNA 損
傷の無い精子を選別し、その精子を使用することで胚質の改善に繋がる可能性が指摘されてい
る。日本生殖医学会が発行した生殖医療ガイドラインにおいても、高度な精子選択技術における
項目(CQ22)があり、解説内にて生殖補助医療の成功には運動性が良好で、十分に成熟し、DNA
の完全性が高く、構造的に健全である精子を選択することが重要であると記載されている。
ZyMōt スパームセパレーターは、精子に損傷を与えるとされる化学物質や遠心分離を行わずに運
動性の高い機能的な精子の抽出が可能であり、体外受精や顕微授精では胚発育や妊娠率・着床率・
生産率の向上や流産率の低下が報告されており、ZyMōt スパームセパレーターによる精子選別は
有用であると考えられる。
(概要)
【選択基準】
・対象:本研究の対象者は、
1)1 回以上の体外受精または顕微授精を実施しても移植可能胚が得られず、または胚移植して
も妊娠に至らなかった症例
2)本研究の概要や計画を説明し、同意を得らえた後、研究対象とする。
【除外基準】
・高度乏精子症の男性不妊患者
(原精液での総運動性精子数が 10 万未満
総運動性精子数=液量(ml)×精子濃度(1ml あたり)×精子運動率(%)で算出)
・TESE/TESA/PESA の対象となる男性不妊症患者
・凍結融解精子を使用する患者
・非同意および上記の対象条件を満たさない方
・分析結果の評価:
ZyMōt スパームセパレーターを用いた精子調整で得られた精子と従来法を用いた精子調整で得
られた精子用いて実施した体外受精および顕微授精の胚盤胞到達率、良好胚盤胞率を比較し、胚
移植後の妊娠率、着床率、流産率を比較する。
(効果)
体外受精および顕微授精の胚培養成績の向上、臨床的妊娠率・着床率の上昇、流産率の低下
(先進医療にかかる費用)
先進医療に価格費用は 25000 円である。
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様式第5号
先進医療の内容 (概要)
先進医療の名称:マイクロ流体技術を用いた精子選別
適応症:体外受精および顕微授精を受ける不妊症患者
内容:
(先進性)
これまで受精後の胚質や胚発生、及び生児獲得には主に卵子に起因するとされてきたが、近年精
子の関与も報告されており、その要因の一つとして精子 DNA の損傷が注目されている。DNA 損
傷の無い精子を選別し、その精子を使用することで胚質の改善に繋がる可能性が指摘されてい
る。日本生殖医学会が発行した生殖医療ガイドラインにおいても、高度な精子選択技術における
項目(CQ22)があり、解説内にて生殖補助医療の成功には運動性が良好で、十分に成熟し、DNA
の完全性が高く、構造的に健全である精子を選択することが重要であると記載されている。
ZyMōt スパームセパレーターは、精子に損傷を与えるとされる化学物質や遠心分離を行わずに運
動性の高い機能的な精子の抽出が可能であり、体外受精や顕微授精では胚発育や妊娠率・着床率・
生産率の向上や流産率の低下が報告されており、ZyMōt スパームセパレーターによる精子選別は
有用であると考えられる。
(概要)
【選択基準】
・対象:本研究の対象者は、
1)1 回以上の体外受精または顕微授精を実施しても移植可能胚が得られず、または胚移植して
も妊娠に至らなかった症例
2)本研究の概要や計画を説明し、同意を得らえた後、研究対象とする。
【除外基準】
・高度乏精子症の男性不妊患者
(原精液での総運動性精子数が 10 万未満
総運動性精子数=液量(ml)×精子濃度(1ml あたり)×精子運動率(%)で算出)
・TESE/TESA/PESA の対象となる男性不妊症患者
・凍結融解精子を使用する患者
・非同意および上記の対象条件を満たさない方
・分析結果の評価:
ZyMōt スパームセパレーターを用いた精子調整で得られた精子と従来法を用いた精子調整で得
られた精子用いて実施した体外受精および顕微授精の胚盤胞到達率、良好胚盤胞率を比較し、胚
移植後の妊娠率、着床率、流産率を比較する。
(効果)
体外受精および顕微授精の胚培養成績の向上、臨床的妊娠率・着床率の上昇、流産率の低下
(先進医療にかかる費用)
先進医療に価格費用は 25000 円である。
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