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(安達参考人提出資料)緊急避妊薬に関する安全対策調査会 ‒参考人としての意見‒ (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23462.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(第27回 1/24)《厚生労働省》
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①の妊娠していないことの確認について
緊急避妊薬使用の目的は、妊娠の回避であるため、本剤使用時に
妊娠していないことを確認する意義は、
1)妊娠している女性にLNG製剤を処方しても、妊娠を回避・中断する
効果はないため.
2)妊娠していることに気づかずに服薬して、そのまま経過した場合、
(1) 望んでいない妊娠が継続して、妊娠週数が進んでいくリスクが
ある→体に負担のかかる中期中絶や望まない出産に至る事もある.
(2) 異常妊娠が継続している可能性がある.緊急避妊薬服用とは関
係なく、妊娠には一定の異常妊娠が発生する.(流産10-15%、異所
性妊娠1%、胞状奇胎0.5%).流産では、どこかの時点で出血増量・
腹痛・感染・貧血などの健康障害が起こりうる.異所性妊娠では、
大量出血・手術、最悪の状態として命を落とす可能性もある.
一方で、服用後に妊娠が判明し、万一当初の意思を翻して妊娠継続
しようと考えた場合でも、本剤による催奇形性を懸念する必要はない.

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