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資料6-1~2 トレチノイン トコフェリル (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00019.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第21回 9/12)《厚生労働省》 |
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資料 6-2
「候補成分のスイッチ OTC 化に係る検討会議での議論」
に対して寄せられた御意見等について
令和 4 年 7 月 22 日(金)から令和 4 年 8 月 20 日(土)まで御意見を募集したところ、トレチノイン
トコフェリルに関して 2 件の御意見が提出された。お寄せ頂いた御意見は以下のとおり。
No.
1
提出者等
個人以外
御意見
【意見】
色調による深い褥瘡の治癒過程、黒色期、黄色期(炎症期)
、赤色期(肉芽形成)
、
白色期(上皮化)において、本剤は白色期における上皮化促進に使用される。上皮
化が進む状況では肉芽を壊すリスクが低くなり、患者の栄養状態が比較的良好な場
合は医療従事者の指導と判断により、在宅においては家族等の介護者が治療を行っ
ても増悪させるリスクは少なくなる。これが可能になれば、在宅医療に従事する医
師や訪問看護師の負担軽減につながるメリットがある。
【意見の理由、根拠等】
本剤は医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議へ一般の方から
要望されたものであり、介護保険制度創設以来、65 歳以上の被保険者が 2165 万人
から 3538 万人(2019 年)と 1.6 倍に増加し、要介護認定者が 218 万人から 659 万人
へと更に 3 倍増加している。また、褥瘡有病率は、予防法の確立と普及などにより
減少していたが、近年下げ止まっている。これらの事実は、社会的ニーズが確実に
存在することを示しており、有病者数は今後増加することが予想される。
2
個人
在宅介護の中で最も頻度が高く重要な症状のひとつが褥瘡である。この治療薬が
OTC 化されることで、在宅にて介護する者にとっての利便性が高まるため評価に値
する。
ただし、効果的に使用するには、滲出液のコントロール・1 回使用量・塗布回数
等、注意すべき点が多いため、研修を受けた薬剤師による適切な指導が必要となる。
また、効能に皮膚潰瘍があると、需要者が新鮮熱傷に使用する危険性があるなどリ
スクが高まるので、
「褥瘡・床ずれ」に留めるべきと考える。
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「候補成分のスイッチ OTC 化に係る検討会議での議論」
に対して寄せられた御意見等について
令和 4 年 7 月 22 日(金)から令和 4 年 8 月 20 日(土)まで御意見を募集したところ、トレチノイン
トコフェリルに関して 2 件の御意見が提出された。お寄せ頂いた御意見は以下のとおり。
No.
1
提出者等
個人以外
御意見
【意見】
色調による深い褥瘡の治癒過程、黒色期、黄色期(炎症期)
、赤色期(肉芽形成)
、
白色期(上皮化)において、本剤は白色期における上皮化促進に使用される。上皮
化が進む状況では肉芽を壊すリスクが低くなり、患者の栄養状態が比較的良好な場
合は医療従事者の指導と判断により、在宅においては家族等の介護者が治療を行っ
ても増悪させるリスクは少なくなる。これが可能になれば、在宅医療に従事する医
師や訪問看護師の負担軽減につながるメリットがある。
【意見の理由、根拠等】
本剤は医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議へ一般の方から
要望されたものであり、介護保険制度創設以来、65 歳以上の被保険者が 2165 万人
から 3538 万人(2019 年)と 1.6 倍に増加し、要介護認定者が 218 万人から 659 万人
へと更に 3 倍増加している。また、褥瘡有病率は、予防法の確立と普及などにより
減少していたが、近年下げ止まっている。これらの事実は、社会的ニーズが確実に
存在することを示しており、有病者数は今後増加することが予想される。
2
個人
在宅介護の中で最も頻度が高く重要な症状のひとつが褥瘡である。この治療薬が
OTC 化されることで、在宅にて介護する者にとっての利便性が高まるため評価に値
する。
ただし、効果的に使用するには、滲出液のコントロール・1 回使用量・塗布回数
等、注意すべき点が多いため、研修を受けた薬剤師による適切な指導が必要となる。
また、効能に皮膚潰瘍があると、需要者が新鮮熱傷に使用する危険性があるなどリ
スクが高まるので、
「褥瘡・床ずれ」に留めるべきと考える。
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