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資料1-2  令和3年度血液製剤使用実態調査について2(田中参考人提出資料) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23372.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会 適正使用調査会(第1回 1/24)《厚生労働省》
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令和 3 年度適正使用調査会
図4

輸血管理体制と適正使用評価の関連性

・各グラフは表題のシステム・管理体制が導入されている率 について「全例評価:RBC 使用基準
の全例評価を行っている施設」と「一部評価・評価なし:同製剤使用基準の一部評価をしている
か、評価していない施設」の差異を示した(輸血責任医師・輸血担当技師は専任・兼任を含めた
在籍率)。グラフ中の「*」は p<0.05、「**」は p<0.01 の有意差を示した。

3.適正使用の評価を綿密に行っている施設の特徴(大・中規模施設)
300 床以上の施設では輸血管理体制は整備されてきており、適正使用の評価を綿密
に行っている施設の特徴を調べるための分析を行った。下記の検討項目について、
RBC・PC・FFP・ALB の全製剤について全例評価を行っている施設の比率に差異がある
かを検討した。検討項目は専任の輸血責任医師、専任の輸血担当技師、血小板不応状
態の患者への取り組み、「輸血療法の実施に関する指針」の院内への周知方法、輸血
機能評価認定の 5 項目とし、施設規模別(300~499 床:中規模、500 床以上:大規模)
に検討した(χ 2 検定)。適正使用の綿密な評価を行っている施設の比率が有意に高か
ったのは、専任の輸血責任医師の在籍(中・大規模)、専任の輸血担当技師の在籍(中
規模)、輸血不応状態へのアドバイス実施(中・大規模)、「輸血療法の実施に関する
指針」の院内への周知方法で定期的な勉強会開催(中規模)、輸血機能評価認定(中・
大規模)の各項目であった(図 5)。

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