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参考資料1-4 ウイルスベクターワクチン接種後の採血制限の設定について(令和3年度第6回安全技術調査会資料1-1) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27504.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和4年度第2回 8/23)《厚生労働省》
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令和4年度第2回安全技術調査会

参考資料1-4

令和4年3月 29 日
血液事業部会安全技術調査会

ウイルスベクターワクチン接種後の採血制限の設定について
1.新型コロナウイルスワクチンに対する対応についてのこれまでの経緯
○ 新型コロナウイルスワクチン接種と採血制限については、厚生労働科学研
究班(「安全な血液製剤の安定供給に資する適切な採血事業体制の構築に関す
る研究」代表 浜口功 国立感染症研究所血液・安全性研究部長、以下「浜口
班」という)で整理した知見を踏まえて、安全技術調査会で議論し対応方針を
定めてきたところ。
○ 令和3年2月 12 日の安全技術調査会では、全ての種類の新型コロナワクチ
ンについて、生ワクチンと同じく接種後4週間を採血制限期間とすると献血
者の安全性及び血液製剤の安全性を勘案しても問題無いであろうとする意見
を暫定的にまとめ、引き続き知見を収集し改めて検討すべきとしていた。
○ 令和3年4月 27 日の安全技術調査会において、メッセンジャーRNA(m
RNA)ワクチン接種後の採血制限については、血液製剤の安全性の観点から
は不活化ワクチンと同様に整理する(接種後 24 時間)ことが可能と考えられ
るが、献血者の安全確保の観点から、接種後の発熱等が多く認められている期
間を考慮し、以下のようにすることとされた。
mRNAワクチン接種者の採血制限
新型コロナウイルスワクチンの種類

採血制限の期間

mRNAワクチン
(ファイザー社、モデルナ社)

接種後 48 時間※

※全身倦怠感、全身の筋肉痛等の全身性の副反応が認められた場合は、症状消失
まで採血を見合わせる(なお、アナフィラキシーを含むアレルギー疾患につい
ては発現後1年間又は治療中である場合、及び発熱については 37.5℃以上の
発熱がある場合には、別途実施する問診において採血の対象から省かれる)




今般、本邦においてウイルスベクターワクチン接種も進められていること
から、浜口班において改めて知見の収集・整理を行うとともに、日本赤十字社
の見解も確認し、当該ワクチンの採血制限について対応方針を定めることと
したい。

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